タイトルが長い。
昔GACKTの曲で物凄く長いタイトルのがありましたよね。
↑
これですこれ。
嘘…2005年…!?
浅田の世代がバレそうな予感がする…。
とんでもない事実を目の当たりにして凹みましたが今回もラノベを読みました。
タイトルにある通りヤンデレ要素有りです。
久しぶりかもー。
それでは続きを読む、から感想スタートです。
主人公:ララは国家魔術師という肩書きを持った魔法使い。
彼女には少年の弟子が居ます。
名前はアリステア。でもララは彼を「アリス」と呼んでいます。
…彼は嫌がってますけど。
これだけ見ると「魔女集会」を思わせる関係に思えます。
彼が成長して師匠である魔女に恩返ししたり世話を焼いたり…。
と思ってましたが彼は彼女に
「結婚しましょう」と度々迫っています。
なかなか恐ろしい少年です。
でもララにとってアリステアは好みの範疇から外れています。
だって彼女は年上好き。おじさまな年齢の男性と結婚したいと思っているのです。
アリステアがその年齢になる頃にはララは結婚適齢期(今も言うのかなこの言葉)を過ぎてしまい、
その間に国から適当な魔術師を充てがわれて世継ぎを生まされる可能性があるのです。
どこの世界も魔術師は複雑なんだなぁ…。
そんなある日、巨大な竜がララたちを襲います。
ララはアリステア初め住民を守る為竜に立ち向かうのですが、
あまりにも強大な竜の力に彼女は負けそうになっていました。
彼女は自らの身を守るために「石化」の魔法を使い、自身を石像に変えて難を逃れることに成功。
竜は石像となった彼女を飲み込んで去っていったので住民たちは助かったのでした。
…となると、ララは救世主・英雄のように崇められて住民たちにとってめでたしめでたしに思えます。
ですが一人気に食わないと思っている人物が居ます。
アリステアです。
求婚し続けた女性が竜に食われ、自分の元から去っていってしまったのですから正気じゃいられませんよ。
……そんなこんなで20年が過ぎ、
石化の魔法が解けたララは久しぶりに住んでいた土地を訪れました。
20年経ったといってもララは当時の若いまま。
知り合いとかびっくりするだろうなぁ…、不老不死とも違うし。
ある日彼女の耳に届いたのは、
「この地の領主が大切な石像を探している」
「彼はその石像を着飾ったりしてかなりの熱の入れよう」
「異常性愛者なのではないだろうか」
なんて噂。
一体どうなっているのかと思い領主の元を訪れると。
その領主は彼女を見るや否や大歓喜。
なんと領主の正体は彼女の弟子:アリステアでした。
ええええ魔術師通り越して領主。あまりの急成長ぶりに彼女は驚きっぱなし。
20年経っているので彼は30代ぐらい。
彼女に「今の自分なら貴女の好みの範疇でしょう」と猛アピール。
ちょ、ちょっと情報量が多過ぎやしませんかね…。
ララが落ち着こうにもアリステアの暴走は止まらない。
彼女の足に魔法がかかった鎖をつけたり(脱走しようとしたら即バレて連れ戻される)
長い間待ったのだから愛させてほしいと言って彼女に性行為を求めたり
その他諸々ヤンデレのテンプレ行動てんこ盛り状態でした。
こちらの小説は1から10どころか1000まで彼の病んだ愛情が彼女に降りかかってくるという甘い地獄のような作品です。
言い方がとんでもなく悪い感じですがその通りなのではないかと思っています。
総合的な感想なのですが。
タイトルにヤンデレとあるように確かにヤンデレはあったのですが、
ちょっと浅田の想定していたヤンデレより幾分かマイルドに感じました。
浅田は普段どんなヤンデレを見たり聞いたりしてるんですかね…。
テンプレなヤンデレはあるんだけどもうちょっと踏み込んだ方が…。
せっかくエロもあるんだからもっとあっても…ねぇ…、って感じ。
今回はここまでです。
ありがとうございました。