今回は異常です。ありがとうございました。

DLsiteがるまにの作品感想やラノベ感想などを投稿しています。

まがいもの令嬢から愛され薬師になりました を読みました。

聖女の次は薬師モノ。

その次はお店開くモノかな…。

でも私ちょっとお店開くモノ(特に料理屋)を読むのに勇気が要るかもしれません。

私自身家事スキルがからっきしな為に妙にリアルな分野だと躊躇いがちに…。

でもいつか読むかも、です。

それでは続きを読む、から感想です。

簡潔な感想

クセは強くないです。

薬師として頑張る主人公も可愛いですし、

王子もラノベ界隈にありがちな腹黒でもありません。

部下も優しいので温かい世界の小説です。

 

ただちょっと専門用語が多いかも、と思います。

冒頭の登場人物紹介ページに用語説明があるので、

苦労することは少ないです。

 

(下心あるけど)薬師として生活をすることに

タイトルにある通り、主人公マリアは令嬢ですが正式な令嬢ではありません。

伯爵家に養女として引き取られた女の子。

なので「まがいもの令嬢」となるのです。

 

そんな主人公はある日公子との婚約話を持ち掛けられます。

だけど彼女は上述の通り「まがいもの令嬢」。

それに負い目を感じた彼女は国を出ていきます。

 

道中突然ハムスターの幻獣に遭遇し、

さらにそのハムスターに連れ去られたマリア。

彼女は「ガラスの森」という変わった場所に来てしまったのでした。

そこに現れたのは隣国の王子レイヴァルト。

彼に「薬師としてこの森の家に住んで生活してもらえないか」

提案されたマリアは承諾。

だって夢だった薬師としての生活ができるし、

王子から支援もあるしでかなり好待遇。

 

下心丸出しながらも彼女の薬師生活が始まったのでした。

 

幻獣に愛される主人公

彼女はとても幻獣に好かれます。

どうやら彼女の作る薬などに反応している様子。

(ヤバい薬じゃないですよ!)

 

でもベッタベタに好かれるのではなく、

彼女にピンチが訪れた時に必死に守ってくれる場面が垣間見えるぐらいです。

 

王子とその部下は

王子レイヴァルトとその部下。

章の合間に挟まれるお話でマリアをガラスの森の家で生活させる理由などがわかります。

 

さらにレイヴァルトの彼女への想いもそのお話でわかります。

その想いは彼女本人には十二分に伝わってはいないようなので、

彼はものすごく苦労するでしょうね…。

 

最後に

平和な気持ちで読めます。

他に薬師としてのライバルキャラ?が登場するんですけど、

嫌がらせ行為を仕掛けてくることは全くないです。

チクチク文句を少々…といった具合ですので、総合的に見ると本当に平和です。

 

今回は以上です。

ありがとうございました。