追放+聖女モノ。
でも前回(追放薬師モノ)みたいにパーティから追放ではありません。
それでは続きを読む、から感想です。
簡潔な感想
何だかタイトルと内容が違っているように思えます。
タイトル通りなら
「婚約破棄された主人公が実は本物の聖女(能力は後で気付く)で、向こうが戻ってきて欲しい!と頼み込んでも何を今さら!お断りです!」
…ってなると思うんです。
ですが読んでみると
「聖女は主人公だけど妹が聖女として崇められ婚約破棄もされたので隣国で生活します!」
…だったんですよね。
タイトル詐欺…っていうのでしょうか?
ただ私が読解力ないだけ…?
あと女性向けっぽい内容なのに男性の異世界転生要素があるので、
1から100まで女性向けじゃないと嫌だ!って人にはおすすめしにくいです。
本当にちょっと、ちょっとだけなんですけども。
婚約破棄された主人公
親からも婚約者(後に元、と付きますが)にも虐げられてきた主人公は、
婚約者に婚約破棄を告げられた日に今まで溜め込んできた胸の内をさらけ出し
さらに聖女の強力な魔法で城を爆破するという暴挙に出ました。
聖女として担ぎ上げられた妹は聖女レベルの魔力を持ってないし、
更には婚約者と結ばれた。
なので妹も主人公に責められます。
…ただこれだと妹の弁明というか言い分を聞かずにマシンガンの如く責めているように思えてしまうんですよね。
彼女、特にクズな発言もせず大体怯えていたので。
(元婚約者がみっともなく吠えてただけ)
ちょっとそこは可哀想。
隣国の王太子と行動を共に
怒りに任せて住んでいた城を爆破してしまった主人公。
このままだとテロリストです。
そこに現れたのは隣国の第2王子。
主人公たちの国にやって来ていた理由は「面白いモノが見れると思って」。
…確かに面白いモノ(城を盛大に爆破)はありましたけども。
彼は主人公の聖女としての力等を見て、
「私の恋人の振りをして我が国で起きている事件の解決に協力してほしい」
と依頼します。
どうやら隣国では彼のお妃候補の女性たちが誘拐されるという事件が多発している模様。
匿ってもらえる、という恩があるので主人公は彼らに協力をします。
異世界からの渡り者:ユースケ
作中に変わった人物が登場します。
名前は「セリザワ・ユースケ」。
異世界からの渡り者と名乗ります。
えーと、皆さんもうお察しかと思うのですが。
彼が事件の何たるかに関わっています。
どう関わっているかは作中にて。
最後に
内容はまあまあ変には思わなかっ…たとは言いにくいですね。
やはり上述したように「女主人公で女性向けな雰囲気に男性向けっぽいのが来る」
という部分が引っかかってしまう…。
それ以外は良かったと思うんですよ。
今回は以上です。
ありがとうございました。