今回は異常です。ありがとうございました。

DLsiteがるまにの作品感想やラノベ感想などを投稿しています。

転生したら15歳の王妃でした を読みました。

可愛い表紙、可愛い?タイトルだけど……

という作品です。

それでは続きを読む、から感想です。

簡潔な感想

タイトルから「成人女性が少女に転生して少年陛下に愛されちゃう」感がありますが、

読み終わってから思ったのは

ラノベとしてもアドバイス本としても読めそう」

でした。

その理由は以下で。

 

「過労死」ダメ、ゼッタイ。

上述した「アドバイス本として読めそう」の理由。

作中で取り扱っている事象に「過労死」があるからなんですよね。

一時社会問題となった「過労死」。

それ関連の言葉に「デスマーチ」っていうのがあるんでしたっけ。

 

主人公の前世の死因は「過労死」。

転生先で出会った陛下は10代にもかかわらず重労働。

これらを解決する為に主人公は異世界で行動します。

 

アドバイス本というより反面教師…っぽいかもしれません。

 

程々…な溺愛具合。

作中では主人公が年下陛下にめちゃくちゃ迫られ愛されるんですけど、

溺愛具合は程々。

何度も「自分を意識して欲しい」とアプローチしてきてくれますが

それも程々。

 

まあ少年陛下だから……ですね。

 

主人公の始めた小さなことが大きな功績となる

異世界転生あるある。

 

「前世の知識を用いてできた物が異世界では画期的なアイテムとなる」

 

この作品にもこのあるあるが存在します。

アイテムは「アロマオイル」「栄養ドリンク」。

「過労死」を取り扱っているので、

ひたすら「癒し」「健康」面に特化してますね。

(栄養ドリンクは健康…というカテゴリで合ってるのか…不安)

 

これらのアイテムが陛下の治める国単位で騒動を巻き起こすのです。

うまくできていますね。

 

最後に

社畜、過労死……。

深刻な問題を取り上げた作品でした。

異世界転生なのに他人事には思えない……。

 

今回は以上です。

ありがとうございました。