無茶苦茶ギリギリなお話。
色んな意味で、です。
それでは続きを読む、から感想です。
簡潔な感想
残された時間を使い、
最期を楽しむことに決めた主人公……の逆転ざまぁ物語です。
彼女が最期を楽しむ為に行ったことが周囲の人々に大きな影響を与える、
という展開が有りきたりなんだけど運び方が上手いので楽しく読めました。
断罪後の悪役令嬢主人公
彼女が転生悪役令嬢だと気づいたのは
断罪後、しかも死刑が確定した瞬間。
もう詰んでいます。
処刑まであと30日。
彼女は最期を楽しむことにしました。
処刑まで様々な人物と交流を深める
牢獄なので隣の囚人を始め色々な人たちが
彼女の前に現れます。
1人目は隣の囚人:リチャード。(顔は見えない、声は良い)
2人目は看守:ライオネル。(中性的な顔立ちの青年。実は秘密が…)
3人目は神父:トーマス。(たいへん体格が良い。)
彼らと交流を深めていくことで、
彼女の牢獄ライフが賑やかになっていきます。
牢獄の外で勝手に破滅していく人たち
牢獄ライフを楽しむ彼女の所に、何人か断罪イベントに関した人々が度々面会にやって来ます。
その人たちは彼女に毎回
「あの時の〇〇さんですけど、△△になったみたいですよ」
と破滅に向かっていったことを報告に来ます。
彼女の牢獄ライフを見て彼女を見直した人たちが、あの断罪イベントを仕掛けた人々にざまぁする展開を作っていったので素直に凄いと思いましたね。
最後に
フィナーレは本当に1人で盛り上がりました。
(私が、です)
この作品はおすすめできると思います。
今回は以上です。
ありがとうございました。