ついに読めたぷにちゃん先生の作品。
試し読みです。
今回から10段階で☆評価を付けてみようかなと思います。
偉そうで本当に申し訳ございません。
それでは続きを読む、から感想です。
評価:★★★★★(5/10)
簡潔な感想
テンプレを詰め込みました、で終わってしまっているような作品。
「はめふら」にロマンチックで甘々な恋愛描写を加えた……って感じです。
テンプレな所が逆にいい!……は分かるのですよ。
逆張りしたらそれが沢山出てきていつの間にか在り来りな要素として確立していた、なんてのもありますから。
でもな……何かなあ……。
この作品ってコミカライズされててボイス作品もあるんでしたっけ。
私の住んでいる近所の本屋で
「貴方はどっちを選ぶ?」ってメッセージと一緒に
王子と精霊王?の立ち絵が描かれたPOPが置かれてたんですけど、
その真ん中に明らかにボイスが流れるであろうボタンが付いてまして。
このボタンを押すと2人の甘い言葉が聴けるよ!ときめいてね!!
……としてくれたんでしょうね。
でも書店内で梅原裕一〇ボイスが鳴るのはご勘弁です。
(最近テレビCMで女性が「梅原裕一〇!?」ってはしゃいでるのがあるんですけど共感性羞恥を覚えてならない……)
典型的な悪役令嬢モノ
結構前に発売された作品なので仕方ないんですけど、本当にテンプレです。
悪役令嬢に転生したことに気付いた
婚約破棄イベント(ここで婚約者がめちゃくちゃ知能が下がる)
ハイスペイケメンに愛されちゃう!
自分を虐げてきた奴らざまぁ!!
……を全部やってます。
そこに味付けとかがあるのかと思えばそうでもない。
ただただ悪役令嬢モノのテンプレです。
隣国の王太子にあまり深みが見られない気がする
婚約破棄された悪役令嬢:ティアラローズはその後すぐに隣国の王太子:アクアスティードに求婚されます。
そして2人のロマンスが始まる……はいいんですけど。
私としては彼にあんまり魅力を感じませんでした。
ハイスペイケメン、彼女に優しい……は分かります。
普通にいい人です。
だけど私としては「それだけ?」と物足りなさを感じるのです。
ちょっとギャップがあったりするのかと思えばそうでもない。
ただただハイスペイケメンで甘々な愛情を向けてくれる男性止まりです。
やはりテンプレな展開が見られる
婚約破棄宣言して乙女ゲーム主人公と婚約したのに未だに未練たらたらな王太子。
ティアラローズと同じく転生者で、主人公だから何もかも思い通りになると思い込んでいる乙女ゲーム主人公。
そしてそれらをティアラローズの視界から遠ざけ甘い言葉を囁くアクアスティード。
2人は甘々なロマンス、王太子と乙女ゲーム主人公はひたすらsageられる。
全くもってテンプレです。
私も人の事言えた質じゃないんですけどもう何かそう思っちゃったんです。
申し訳ございませんでした。
最後に
甘々溺愛モノと私はやはり相性が悪いのでは……と実感する作品でした。
今回は以上です。
ありがとうございました。