大変なタイトルのラノベに出会ってしまいました。
それでは続きを読む、から感想です。
どのルートでも死んでしまう乙女ゲームの悪役令嬢・ロゼッタに転生した私。
この世界でうっかり死なないためには、物理的な強さが必要だ。
この国の王太子が婚約者だけれど、関係は幼少時代から冷めきっている。
そんな婚約者を頼ることはできないと、家を飛び出し、変装して冒険者となることに!
楽しい冒険者生活。仲間にサイテー婚約者の愚痴を言っていたらその仲間が、まさかの婚約者だったーー!?(あらすじより引用)
評価:★★★★☆☆☆☆☆☆(4/10)
簡潔な感想
もうタイトルがネタバレな所為で純粋に楽しめない。
乙女ゲーム要素が生かせてないように思えます。
悪役令嬢要素も。
ただ単に冒険者モノとしてやってくれた方がいいかもしれません。
読み終わった時「一体何だったんだろう……」と力が抜けてしまいました。
何処も彼処も薄い
巻頭のカラー絵でネタバレしてますし、タイトルでもネタバレしてます。
帯紙に「強さラスボス魔王級になりました」とあっても、同じ技をボンボン発動させてるだけでレベルに依存してる状態。
某ゲームのように「レベルを上げて物理で殴る」を魔法でやってるのがこの作品の主人公です。
新技を取得した!やるぞ!……とかあれば良かったのですが……。
チートに派手さがない
前述の通り同じ技をボンボン発動させてるだけで新しい技を取得した、というものがありません。
私としては本当に物足りない……。
魔王級と言い張るならもっとインパクト大にしてもいいと思います。
ハッキリ言って地味です。
婚約者だと判明するも新鮮味が……
物語の終盤で救出した姫が主人公の仲間の少年に「お兄様!」と言って抱きついたことで彼が主人公の婚約者だったことが判明。
……なんですけど巻頭カラー絵で思いっきりネタバレしてますので新鮮味が皆無です。
最後に
タイトル通りなんですけど……なんですけど……!
スッキリしません。
今回は以上です。
ありがとうございました。