ヒーラー系令嬢主人公です。
- 簡潔な感想
- 前世で病弱だった主人公は転生先でヒーラー令嬢になる
- ハズレ令嬢……?
- 乙女ゲーム主人公は何もせんのかーい!ってツッコミたくなるくらい存在の必要性ほぼ皆無
- 今世でやりたいことできて良かったね……?で終わるのでスッキリしない
- 最後に
それでは続きを読む、から感想です。
公爵令嬢のリリアーナは、五歳の時に病弱な女子高生だった前世の記憶を取り戻す。
庭でのピクニックなど、前世では叶えられなかったささやかな願いを一つずつ叶えていくリリアーナ。
そんなある日、呪いと毒で命を落としそうになっている少年クリスと出会う。癒しの魔法で彼を救ったことで、彼女は人々のために力を役立てたいと決意する!
数年後、リリアーナは三人の王子の婚約者候補として城に招かれる。そこで出会ったのは、王子の姿をしたクリスだった……!さらに、前世の乙女ゲームに登場したライバル令嬢の二人も招かれていて……!?
評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆(3/10)
簡潔な感想
ダメだーー!!何かスッキリしない!
……と胸中で嘆いてしまうくらい残念でした。
あらすじに「読むと元気になれる」って記載されているのに私は落ち込んでいます。
清廉潔白な人が読めば元気になれるんでしょうか。
清廉潔白な人教えてください。
前世で病弱だった主人公は転生先でヒーラー令嬢になる
病弱でやりたいことが出来ずに人生を終えてしまった主人公は、
自身の体験や経験も含めて人々を治したいと決意します。
ここは本当に素晴らしい点です。
ハズレ令嬢……?
タイトルにもあるように
主人公は乙女ゲームに登場する三人の悪役令嬢のうち、地味で目立たない「ハズレ令嬢」に転生しました。
ですが話を読んでいくうちに、
「別にハズレ令嬢でもないな」
「他の悪役令嬢も別段尖った印象もないし」
と「ハズレ令嬢どころか悪役令嬢というポジションなのかが疑わしい」キャラクターになっていました。
乙女ゲーム主人公は何もせんのかーい!ってツッコミたくなるくらい存在の必要性ほぼ皆無
乙女ゲーム主人公は勿論登場するのですが、彼女は別に逆ハー狙いでも何でもなく
ただ単に人間たちに試練を与えたかっただけ
……の魔女だったのでした。
しかも戦うわけでもなく、魔女の呪いを解いたリリアーナを褒めて終盤には普通にお茶会に参加している。
存在意義とは……?
今世でやりたいことできて良かったね……?で終わるのでスッキリしない
前世でやりたいことやった!
やった!!
……私はスッキリしないんですけどね。
ちょっとこれはモヤモヤしますよ。
最後に
元気になれないのは本当に辛いです。
これ読んだの修羅の国と(自分の中で)名高いシチュエーションCD聴いた後なんですよ。
精神削られた後に追い討ちとかこの世に救いはないんですかね?
今回は以上です。
ありがとうございました。