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悪役令嬢は旦那様と離縁がしたい!〜好き勝手やっていたのに何故か『王太子妃の鑑』なんて呼ばれているのですが〜 を読みました。

何だかなあ。

それでは続きを読む、から感想です。

乙女ゲーム『キャンディと聖女と神秘の薔薇』の世界で前世の記憶を取り戻したりかこは、気づけばヒロインと敵対する悪役令嬢アナスタシアに転生していた。

記憶が戻ったタイミングはヒロインが運悪くバッドエンドを迎えた状態で、乙女ゲームの本編は終了済み。アナスタシアは婚約者である王太子とそのまま婚姻したものの、夫婦関係は冷めきっていた。

これ幸いとばかりに王太子との離婚を決意し、将来辺境の地で田舎暮らしを満喫することを人生の目標に設定。しばらくは自由気ままにアナスタシアのハイスペックぶりを堪能していると、なぜか人が寄ってきて……領地経営したり、策略や陰謀に巻き込まれたり。

さらには、今までアナスタシアに興味が薄かった王太子までちょっかいを出してくるようになり、田舎暮らしが遠のいていくのだったーー。

 

バッドエンド後の悪役令嬢が異世界で奮闘するハッピーファンタジー、いま開幕。(あらすじより引用)

 

評価:★★★★★☆☆☆☆☆(5/10)

簡潔な感想

何だかなあ……ってなる作品でした。

めちゃくちゃなわけではない。

かといって王道とか正統派か?と言えば疑問に思ってしまう。

 

乙女ゲームとか悪役令嬢とかいう要素抜いた方が良さそう

やはり乙女ゲームの悪役令嬢モノって一大ジャンルになってるんだな、と実感します。

でもその中に「いやこれ悪役令嬢とかやらなくてよくない?」っていうのがよく散見されるのも事実。

この作品もあんまりかなー……というぐらい乙女ゲーム要素が薄いです。

領地経営とか植物栽培をエンジョイする令嬢!で納得いくかな、と思うんです。

 

終盤に乙女ゲーム主人公が悪役として登場するんですけど、

「悪役令嬢が幸せになれると思わないで」とメッセージを残したり色々しまくったにもかかわらず

ラスボスじゃなかったという驚き。

登場したラスボスも、何だかスッキリしない終わり方をしていたので、

「ここだけは王道を行った方が良かったんじゃないかなぁ」と思ってしまいました。

 

好き勝手やってる感があまりない

私と作者さんで「好き勝手」の解釈が異なるのかもしれませんが、

好き勝手やってるのかがちょっと分からなかった……。

活動拠点も旦那の所有地を分けてもらって……だし、

私の中で「好き勝手」っていうと「旦那の力を借りずに」、かなと思うので

本当に認識が乖離しているのかもしれません。

 

王太子妃の鑑とは

サブタイトルの「王太子妃の鑑」。

旦那様放置して好き勝手(みたいなこと)して、

旦那様を心配させて……

これ、王太子妃の鑑なんでしょうか。

やはり認識の乖離が問題か……!

(明らか私が悪い)

 

最後に

好き勝手とかチートとかは、

派手な方がいいかなと改めて思った作品でした。

 

今回は以上です。

ありがとうございました。

 

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