久しぶりにBLです。
それでは続きを読む、から感想です。
気がつくとRPGゲーム“チェンジ・ザ・ワールド”の世界に転移していた超インドア・ゲームオタクのタクミ。
突然の出来事に戸惑うタクミはひょんなことから黒翼騎士団に拾われる。
その騎士団を率いるのは、獅子を思わせる紅髪の猛し団長・ガゼルと、アメジストのような紫色の瞳を持つ美貌の副団長・フェリクス。
彼らと一緒に王都へ向かうことになったタクミは、偶然拾った刀を使って道中様々なモンスターを討伐していく。
ところが、この刀は呪われており、驚異的な力を与える代わりに使用者に発情状態の副作用をもたらすものだった。
必死に自力で己を鎮めようとするタクミだったが、ガゼルとフェリクスが彼を慰めようと迫ってきて―!?
(あらすじより引用)
評価:★★★★★★★☆☆☆(7/10)
簡潔な感想
異世界チート小説ベースの至って普通なBL小説……という感じでした。
面白くない、なんてことはありません。
ですが主人公がちょっと卑屈が過ぎるかな……と思います。
内容はいい感じ。ですがやはり主人公が気になってしまいます。
古の夢小説チックなノリでお送りされるBL小説
異世界でタクミは特殊アイテム有りきとはいえ無双するので、タイトル通り評価がおかしいぐらいに高いです。
そして周囲の人々……特に団長:ガゼルと副団長:フェリクスから恋愛感情に近いぐらい褒められる。
でもタクミはそれを素直に受け止めない。
……これがちょっと私的に引っかかってしまう点です。
何言われても「え?それってもしかして〇〇ってことか!?」とあさってな方向に解釈する。
まるで古の夢小説のよう。逆ハー主人公の勘違いからの……って奴です。
もっと素直に受け止めましょう。はい。
2人とも優しいなあ……
ひねくれ、卑屈なタクミを受け止め、そして抱いてくれる存在。
それが団長:ガゼルと副団長:フェリクス。
男気MAXなガゼル、貴公子なフェリクス。
2人はタクミを真っ直ぐに愛してくれるのに、タクミはそれを素直に受け止めない。
読者の1人として言わせてもらうと、私はタクミにイラつきますね。
もっと素直に受け止めましょう。(2回目)
最後に
設定はめちゃくちゃ面白くて魅力的なのに……。
主人公……主人公が……。
今回は以上です。
ありがとうございました。