今回はサンプルで試し読み回です。
流れとしては、
- サンプルを読む
- 簡潔な感想
- 購入する気になったかの判定(気になった、気にならなかった、検討中等)
……といった感じです。
まず5冊のサンプルを。
それでは続きを読む、から探索です。
乙女ゲームは終了しました
貴族の子息令嬢が通うとある学園のパーティーでは、今まさに婚約破棄劇が繰り広げられていた。
王太子が、婚約者である公爵令嬢をでっちあげの罪で国外に追放しようとしているのだ。
その時、公爵令嬢に寄り添うべく、一人の騎士がかけつける。見つめ合い盛り上がる、公爵令嬢と騎士。
それを外野から見ていた、男爵令嬢のアレッタは思った。
『え、あれ? その騎士、私の婚約者なんですけど……』公爵令嬢と想いを通わせたその騎士は、なんとアレッタの婚約者だったのだ!!
ショックを受けるアレッタ。さらにこのことを知ったアレッタの実家が怒りくるったことで、国中が大騒ぎになり――!?
判定:購入する気になった
感想
話の持っていき方が素晴らしい。
主人公が転生したのが悪役令嬢や乙女ゲーム主人公ではなく、
モブの1人というのも読んでて楽しかった要因の1つかもしれない。
主人公:アレッタとフリオのやり取りが微笑ましいです。
賢者の孫 常識破りの新入生
事故で死んだはずの青年が、赤ん坊の姿で異世界に転生!
そして救国の英雄「賢者」マーリン・ウォルフォードに拾われた彼は、シンと名付けられる。
孫として育てられたシンはマーリンの技術を吸収し、驚くべき力を習得するのだが、十五歳となった時に祖父【マーリン】は言った「常識を教えるの忘れとった」!
かくして常識と友達を得るためアールスハイド高等魔法学院に入学するシンだったが――。
判定:検討中
感想
えー……。
何と言いますか、私がこの作品を読もうかな、と思ったきっかけを申しあげますと。
某異世界転生モノへのアンチテーゼを騙ったヘイト創作(しかもキャラデザそのまんま)の最大の被害者とも言える作品だったからです。
そしてそれに対して私は全く関係ないのに謎の罪悪感を抱いてしまいまして。
なので今回サンプルですが読ませていただきました。
内容は特に引っかかる部分はありませんでした。
ちょっとお爺さん(マーリン)あたりの会話がわざとらしい感じに思ってしまうぐらいかな?
……というところです。
それなのに何故検討中なのかというと、
結構巻数のある作品だから。
10巻前後購入する余裕(メンタルで、という意味)があるかどうか……。
なので検討中です。
私は聖女ではないですか。じゃあ勝手にするので放っといてください。
平凡な日々を過ごしていたアラサーOL……のはずが、突然、異世界に「聖女」として召喚されてしまった!?
それなのに、呼び出した張本人である王子とやらには、「お前は聖女ではない」と一方的に決めつけられる始末。
すぐさま城から追い出された上に、元の世界には帰れないらしい。
そこで自分に「エア」と新しく名付け、冒険者として好き勝手に生きてやろうと決意して――チートな魔法とスキルで人生を切り開く! 痛快冒険ファンタジー開幕!
判定:購入する気にならなかった
感想
勝手にしきれてないです。
序盤なんですけど、主人公をちょっと好きになれない……。
勝手にする、と言ってはいますけど王国の人たちからの援助受けとるやないかーい……っていう。
本当にこの主人公成人で社会人なの?と疑問。
えっ?平凡ですよ??
交通事故で命を落とした、女子高生のゆかり。
目を覚ますと、異世界に伯爵令嬢として転生していた!
なのに、待っていたのはまさかの貧乏生活……。
だから私、第二の人生をもっと豊かにすべく、前世の記憶を活用させていただきます!
シュウマイやパスタで食文化を発展させて、エプロンやお姫様ドレスは若い女性に大人気!
その知識は、やがて世界を変えていき――? 幸せがたっぷりつまった、転生少女のほのぼのファンタジー開幕!
判定:買う気にならなかった
感想
典型的な「こんなこと(現代社会では常識)ができるなんて主人公すごい!」小説。
タイトルで嫌な予感がしていたのですが、
やはり!……という感じ。
地球が丸くて、回っていることとか、中華料理や腐葉土など……。
それらを周囲の人たちが世紀の大発見のように褒め称える。
ちょっと私には合わなかった……。
断罪された悪役令嬢は頑張るよりも逃げ出したい
王子レイスにベタ惚れするあまり、彼に近づく聖女ユリアを害そうとした罪で処刑されたアリシア。
しかしそれは前世の話。アリシアは、処刑された「前回」の記憶を持ったまま、なぜかもう一度同じ人生を繰り返していた。
今度こそ、処刑なんてされず安寧を手にしたい!
そのために王子も聖女もいない場所へ逃げ出した……のだが、早々にレイス王子に捕まってしまう。
「前回」では処刑してきたというのに、今世はなぜかアリシアを溺愛する王子。
一体どっちが本当のレイス王子なの!?
そんなアリシアの戸惑いの裏で、彼女を利用しようと、ある陰謀が動き出していて……
判定:買う気にならなかった
感想
悪役令嬢じゃない……。
確かに悪役令嬢らしい振る舞いをして斬首された前世はあります。
でも乙女ゲーム世界じゃない……。
じゃあ悪役令嬢って名乗る必要ないと思います。
タイトルとちょっと違うような……。
断罪された令嬢は、の方が合ってるかと。
まだ序盤で、中盤辺りで乙女ゲーム世界だと分かるって展開なら話は別ですが…。
今回は以上です。
ありがとうございました。