それでは続きを読む、から感想です。
バッドエンド回避のため、最恐のお父様の好感度をゲットせよ!
あれ、私何もしていないのに溺愛されてる!?愛され美幼女のほのぼのお屋敷ファンタジー!
アラサーのラノベ作家・由梨(ゆり)は、気づくと自分が書いたラノベの世界へ転生していた。
しかも侯爵家の娘でありながら、不義の子として愛されず、悲壮な最期を遂げる不遇な幼女ユリアーナに――。
来たるバッドエンド回避へ向けて、まずは最恐と恐れられる「氷の侯爵様」である父ランベルトの好感度を稼がなければと意気込むものの……「あれ? 私何もしていないのに溺愛されている!?」
その日からユリアーナの甘やかされライフが始まった。
ランベルトが手ずからお菓子を食べさせてくれたり、たくましいお膝に抱っこされたり。
その上、嫌われるはずの兄から愛され、憎まれるはずの魔法の師匠からもかわいがられ……「一体、何が起こっているの~!?(汗)」
転生美幼女が愛と魔法で無双する、ほのぼのお屋敷ファンタジー!(あらすじより引用)
評価:★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2/10)
簡潔な感想
イケメン達が幼女を甘やかしたり萌えてる様子を見たい人向け。
浅田はそこに萌えとかが刺さらなかったのでこんな評価になってしまいました。
以前「転生モノの幼少期がぐだぐだしてるの見るの苦手」と記事に書いたことがあります。
その状態が今回発動しました。
チートや無双するならもっと勢いが欲しかった
魔法がチートレベル!愛らしい!無双!
……をするならもっとドドーンと勢いよく行って欲しかった感があります。
勿論これは浅田の個人的意見ですよ。
幼女が魔法で無双、よりも
幼女がイケメン達にめちゃくちゃ可愛がられてる
……が大きく見えてしまいます。
前世の精神と幼女な行動を噛み合せるのは難しい
浅田がこういう「幼女に転生して無双、愛されちゃう!」系小説を見て思うのが
「前世精神で幼女らしい行動をする焦れったさと難しさ」です。
そりゃあ転生したんだから精神というか脳内は成人ですよ。
その精神で家族たちに対して行動する時に立ちはだかる「肉体年齢」の壁。
これをどう打破していくか。
読み手からしたら「間違えたら痛い成人やぞ!」と心配になります。
個人的に、この作品の主人公はぐだぐだしてしまったように思えます。
最後に
甘やかされたいんだからそりゃあデロデロに甘いに決まってるんだよなあ……。
(自分に言い聞かせている)
今回は以上です。
ありがとうございました。