それでは続きを読む、から感想です。
魔導師のターニャは「女だから」という理不尽な理由で冒険者パーティを追放される。
そのストレス解消のため、人のいない荒野で大魔術をぶっ放していたら、伝説の大魔女・ラプラスの封印を解いてしまって!?
半信半疑のターニャだったが、指を鳴らすだけで天候を変える大魔女の実力を目の当たりにして、本物だと信じることに。
一方でラプラスも、ターニャの思い切りの良さを気に入り、二人はパーティを組むことになるのだが──
「君が魔導師だとキャラがかぶるだろう?」
その一言でターニャは最上級職・魔法剣士へと転職して!?
最初はただの冗談かと思いきや、魔導師以上の適性を持っていたターニャは荒野の飛竜も一刀両断!
そして最強の力を手に入れたターニャは、自分を追放したパーティを見返すため、彼らも出場するというギルドのランキング戦へラプラスと共に殴り込みをかける!!
理不尽をぶっ飛ばし真の自由を掴むドタバタ冒険譚!
常識破りのこの二人、刮目して見よ!!(あらすじより引用)
評価:★★★★☆☆☆☆☆☆(4/10)
簡潔な感想
ストーリー
「女のくせに」「女だから」、で女性が理不尽な仕打ちを受けてきた世界。
その理不尽に打ち勝つ為に女子のみで編成されたグループで勝利を勝ち取る、という話。
こういうストーリーは個人的に好きの部類に入ります。
ですが、この作品。終盤というか大会のバトルがめちゃくちゃコンパクトかつ雑に思えました。
マイクパフォーマンスは良かったのに……ってバトルが多い……。
キャラ
ひたすら女は強い!すごい!!をアピールしたいが為に男性キャラがめちゃくちゃ下げられている。
知能はまあ下がってないです。一般常識もないなんてこともなかったし。
ただ、格がめちゃくちゃ下げられている。
大会でのやり取り、ただただ主人公を追放した奴の公開処刑をしているだけ。
黒歴史なポエム朗読とかもうやめとけ、主人公たちの格も下がるって感じ。
主人公の気が済むんでしたら……
女子力(物理含む)で男にぎゃふんと言わせてやるんだ!……はいい。
でもやり方がちょっと強引かつ陰湿だったのでスッキリしません。
実は最強な主人公×大魔女なパートナーで無双していくのは分かる。
勢いがよければそんな展開もあり。
だけど陰湿にネチネチとやられると流石に引きます。
結局、「主人公の気が済むのならそれで……」で終わってしまった。
最後に
もっと勢いよく飛ばしてくれたらよかったのになぁ、と思いました。
今回は以上です。
ありがとうございました。