特に濃いBL要素は無いと思うんですけど……。
それでは続きを読む、から感想です。
男子高校生・天地央は気がついた。
ここが前世の自分=腐女子が愛したBLゲームのクリア後の世界で、しかも主人公の弟に転生したことに！
兄の情事を覗けると喜ぶも、失恋した攻略キャラ達のその後(アフター)も気になる！
彼らの新しい恋(ただしBLに限る)を見守ることこそが我が使命！と燃える央……
だが気づけばクーデレな新キャラ相手にイベント発生？？
生BLを拝めるご褒美ポジが一転、メインキャラに昇格！！？
って、どうなる、元腐女子な僕の転生ライフ！
(あらすじより引用)
評価:★★★★★☆☆☆☆☆(5/10)
簡潔な感想
ドタバタしてる感じはしませんでした。
始終主人公が自分にやってくるBL展開に
「おいおいこれはどうなってんだよ！」
ってリアクションして攻略キャラにツッコミ入れてます。
あ。
浅田にとっての「ドタバタ」ってもっと激しい感じなので、
この作品はまだまだ大人しいものでした。
マジで登場人物全員テンプレだった
華奢系、隠れイケメン、俺様生徒会長……
大体みんな「あー居るわBLゲームに」って感じで、
クセがそんなに強くありませんでした。
隠れイケメンは失恋(主人公の兄に対して)したことで病んではいたけど、
ヤンデレまでは行かなかったのでクセは弱め。
浅田はもっと刺激が強いのを以下略。
主人公は鈍感……？
主人公(前世腐女子)は
「キャラたちのホモを見るぞ！」
と意気込むも、転生モノの定番「何故か自分がモテてしまった！」状態に陥ります。
でも主人公は攻略キャラに言い寄られても、
「自分は攻略キャラたちの新しい恋が見たいんだ」
という姿勢なので恋愛に発展しません。
はめふらのカタリナ程鈍感ではありませんが、
ちょっと気づかなすぎかな……。
実は主人公は
後にとある人物から主人公の正体を知らされます。
「主人公は続編の主人公」
……と。
だから攻略キャラに言い寄られているのは特におかしくなかったということ。
続編のストーリーも教えてもらった主人公は更に驚くのでした。
最後に
BLというより、男同士で乙女ゲームしぐさしてる止まりな感じなのでゆるーく読めます。
ガッツリBLを味わいたい方には大変物足りないと思います。
今回は以上です。
ありがとうございました。
