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【急に断罪が】空っぽ聖女と婚約破棄されましたが、真の力が開花したのであなたなんてこちらから願い下げです!~義姉に全て奪われたけど、銀竜公爵からの溺愛が待っていました~【来たので】

 

今回読んだ作品:空っぽ聖女と婚約破棄されましたが、真の力が開花したのであなたなんてこちらから願い下げです!~義姉に全て奪われたけど、銀竜公爵からの溺愛が待っていました~

あらすじ

能力を持たない空っぽ聖女と家族から虐げられているリュミエール。

その上、婚約者の王太子も義姉に奪われてしまう。

居場所を失ったリュミエールは冷徹と名高い銀竜公爵

レクシオール娶られるも、彼は見かけによらず領民思いの名君だった。

実は真の聖女だったリュミエールが取り戻した力で大活躍するうちに、

銀竜公爵との距離も近づいていく。

一方、身勝手な王太子はリュミエールを取り戻そうと必死で・・・。

今さら戻れなんてどの口が言っているんですか?

幸せな第二の人生を手に入れた末っ子令嬢の無自覚逆転劇!

 

主要人物

リュミエール

聖女だけど能力を持たないために、
「空っぽ聖女」などと呼ばれ虐げられていた。
更には婚約者だった王太子を姉に奪われ絶望。
しかし彼女は「銀竜公爵」と呼ばれるレクシオールと出会い……

レクシオール

冷徹と名高い銀竜公爵。
評判と違い実は領民思いで人当たりのいい人。
リュミエールと出会ったことで彼は……。

カシウス王太子

リュミエールの元婚約者。第一王子。
権力を誇示して威張り散らすタイプ。
その所為で彼は転落していくわけだが……。
分かりやすい破滅野郎。

リュミエールの家族たち

リュミエールを終始虐げていた人たち。
姉は二人居る。
金と名誉の為なら手段を選ばない。
長女はカシウス王太子をリュミエールから略奪した。
破滅要員その2。

 

簡潔な感想

QDK(急に・断罪が・来たので)。

 

浅田はラノベの感想記事で毎回言ってると思いますが、

「当事者(大体主人公)が手を汚すことなく行われる断罪(ざまぁ)」

がめちゃくちゃ苦手です。

当事者には見届けるだけでもしてほしい感じです。

 

今回の作品は、

  • 「主人公の居ない所で」
  • 「ざまぁ対象が」
  • 「勝手にやらかして自滅した」

……というのを強く感じました。

 

主人公の居ない所で、

  • 「お前主人公にあれこれしてただろ!!」
  • 「証拠は全て揃ってるんだ!!」
  • 「お前……終わったよ……。」

が行われるのかと思いきや、

 

  • 「主人公サイドめちゃくちゃムカつく!」
  • 「せや!〇〇して主人公完膚なきまでに叩きのめしたろ!!」
  • 「は!?思ってた展開と違うんやけど!?」
  • 「ヒェッわしら詰んだわ」

っていう感じでした。

(何で急に関西弁というかなん〇民みたいな口調なのかは気にしないでください)

 

自滅していくんですよ。

主人公が立ち会う前に。

主人公、不戦勝状態で勝ち進んでいってます。

何なんだろう、これは。

 

リュミエールとレクシオールたちのやり取りだけ見ていたい(切実)

上で述べた通り、この作品の敵役は勝手に破滅していきます。

カシウス王太子は

「こんなこと思いつく自分超冴えてる!」

みたいな仕草を繰り返して自滅してるし、

家族たちは

殆ど考えなしに突っ込んでやらかし島流しに遭うし。

 

こんなのがあると、

リュミエールとレクシオールを始めとした人々の

明るく楽しい日常・やり取りだけを見ていたくなります。

楽器を演奏したり、ダンスの練習をしたり、

小太りの猫に関して笑いながら話したり。

侍女さんたちいい人なんだよ。

 

カシウス王太子頭大丈夫??

分かりやすい権力誇示破滅野郎なカシウス王太子。

レクシオールに敵対心を剥き出しにして、

様々な嫌がらせをしてきます。

第一王子がこれってヤバないですか。

 

さらに分かんないのが、

手違いでリュミエールの家族たちに毒を盛られた時に

リュミエールが処置をしてくれたシーン。

最初散々ひどいことを彼女に吐き捨てた彼が、

命を救ってくれた彼女を必要だと気付いて

再婚の意思を持つようになります。

 

……頭大丈夫???

吐いた唾を飲み込むタイプですか??

そんなの断られるに決まってますやんか。

まあそれに気付かず暴走して破滅していくんですけどぉ。

 

最後に

幸せに生きていきたいですね。

この記事を書いている時、

ちいかわはとんでもないものをお出ししてくれました。

人の心。

 

今回は以上です。

ありがとうございました。