さくさく読めますね。この作品。
もう半分ぐらい来ました。
Kindleも読みやすいけど文庫本の方がペラペラページ捲る分読むスピードが速く感じる。
体感ですよ。体感。
だいたいそんな感じ、です。
それでは続きを読む、から感想スタートです。
今回から④〜⑥と、まとめての感想です。
最終巻は⑧なので、次回は⑦⑧の感想です。
何故感想をまとめてやるかというと、
⑤⑥が前後編構成なことと。
自身の読むスピードと記事を投稿するスピードが恐ろしく差が開いてしまっていまして。
一巻一巻記事作るとダレるし浅田語彙力が恐ろしく乏しいので…。
さてここから感想なんですが。
④から新しい国が出てきます。
「アシュメイル王国」という如何にもアラビアンな砂漠の国です。
乙女ゲームでもそこそこ数ありますよね。
アラビアンな雰囲気の。
↑
またクインロゼですか…。
ここの国を舞台にしたのが「聖と魔と乙女のレガリア4」です。
一気に雰囲気が変わったなぁ。
そして鍵になるのが4のラスボス:バアルです。
見た目は俺様系。英雄王とか賢王みたいな。
バアルは人々から「聖王」と呼ばれています。
なのでなかなかの権力持ち。
彼は④のみ登場かと思いきや、⑤も⑥も出てきます。
ていうかキーキャラの一人。
キーキャラっていうか都合のいいお助けキャラっていうか…。
いつも通り魔物や竜、国の事情を解決。
今回もリリアが仕掛けたことなのか…と思いきや。
この巻からなんと「完全に信用することが難しい味方キャラ」になります。
何ということでしょう。
…何ということでしょう?
というのも、前回セドリックと共に処罰を受けることとなった彼女は「幽閉」状態。
外に出るとしても自身の身体に「少しでも怪しいことをすれば爆発する魔法」が仕込まれているので
変に騒ぎを起こすこともできません。
味方といっても100%信用するというのは難しいです。
だってあれだけのこと(クロードへのやらかし、魔香騒ぎ、エレファスを唆したこと)を
してきた彼女をいきなり信用できますか?
って感じなんですよ。
大丈夫?最終巻で決着つけましょう!なんてことにならない?
おかしいな…最後に決着、ってなったら思い出すのは武装錬金の蝶人パピヨンと武藤カズキなんですが。
あっちは燃えるのにこっちはなかなか燃えない……。
つら…。
でも行く先々で役に立ってんだよなぁ…リリア…。
⑤⑥は前後編構成。
「クロードの父」と名乗る「初代魔王」のルシェルが登場。
お茶目親父のノリなんですが色々刺さるのです。
この人ラスボス兼ヒーローなんですよ。
この巻ではクロード自身のこと(主に「魔界」での)が明らかになっていきます。
魔界にクロードの「本体」というものがあったり、ルシェルと婚姻した女性の姉妹どうこうとか…。
ものすごい量だった。
⑥で「あの」リリアが主人公としての力を振り絞り
命懸けで敵に挑んでいったシーンはすごかったですね。
(よくある溶鉱炉に親指立てて…じゃないですよ!本当のことですよ!!)
この戦いが終わると、クロードとアイリーンは正式に婚約。
クロードは皇帝に即位。
これでハッピーエンド……だよね?
総合的な感想なんですが、
女性陣の度胸が半端ない。
アイリーンは勿論リリアもセレナもレイチェルもロクサネ(4の悪役令嬢)も強い。
「守られる」より「戦う、尽くす」が強い人らです。
次巻では一体何が起こるんだろう…もうやるだけやった感ありますけど…。
今回はここまで。
ありがとうございました。