試し読みです。
めちゃくちゃ壮大な物語になりそうです。
それでは続きを読む、から感想です。
簡潔な感想
悪役令嬢モノではあるのですが、
もう悪役令嬢通り越して外道ラスボス女王とは。
そうならないように頑張る主人公のお話。
まだ1巻なのですが結構ボリュームのあるラノベでした。
悪役令嬢モノはラブコメハチャメチャになりやすいので、
この作品は少し珍しいな、と思いました。
主人公は外道ラスボス女王になる悪役令嬢
主人公:プライドは悪役令嬢に転生した少女。
彼女が大人になると攻略キャラたちに残酷無慈悲な外道女王に。
勿論そんな未来、望むわけがない。
プライドは8歳から外道女王フラグを回避すべく奮起します。
これはありがちな展開ですよね。
予知能力で攻略キャラたちを味方にしていく
彼女は予知能力を用いて家族や国の騎士団員を助けたりして、
周囲の人々の悲劇を次々に阻止。
原作から彼女には予知能力があるらしく、
原作知識を用いてフラグ回避は全て「予知能力」で片付けられるようです。
彼女の行動によって周囲の人々は彼女を「我儘令嬢」ではなく「国に尽くす第一王女」として称えるようになりました。
これは良い方向に向かっています。
特に変わったのは攻略キャラたち。
今回は2人登場しました。
2人とも原作では主人公(悪役令嬢)の「契約」によって奴隷のように扱われ実母を殺害するように命じられたりして散々な目に遭わされていました。
でも今回はそんな「契約」はなし。対等な関係で彼女の味方になってくれたのです。
これは……既視感あるような……
とってもいい話ではありますし、続きが気になってくる作品ではありますが。
少し既視感を覚えるような展開でした。
まあ悪役令嬢モノってだいたい原作のフラグを次々折っていくのが基本ですので。
私が色々おかしくなっているんでしょうかね。うん。
最後に
読み応えはある作品でした。
ただちょっと「これは原作での描写」「これは現世での描写」と分かりやすくしてもらえたら嬉しいかな……と思いました。
今回は以上です。
ありがとうございました。