マイルドな異世界転生モノ。
それでは続きを読む、から感想です。
簡潔な感想
チート能力で無双もなし、ざまぁもなし。
誰かをsageるような要素もなし。
本当に平和な異世界転生モノでした。
恋愛ボケしてることもなく、ただ死亡フラグ回避で薬学生ライフを女友達と満喫しているお話でした。
死亡フラグがたいへん悲しいモブに転生
主人公:グレーテは乙女ゲームのモブに転生した少女。
彼女は原作で「悪役令嬢の起こした爆発に巻き込まれて死ぬ」結末を迎えるキャラ。
そんなのは嫌過ぎるのでフラグ回避に努めます。
これは本当に嫌ですよね。
異世界転生したのに事故に巻き込まれて死ぬ、は。
モブと主人公と悪役令嬢が結託する
フラグ回避の為にまず原作で通う学科を変えたグレーテ。
そこで思わぬ出会い、そして友情が生まれます。
何と、悪役令嬢と主人公キャラが
クラスメイト兼友人に。
悪役令嬢が実は可愛い物好きとかいう定番のギャップ持ちな所も驚きましたね。
コンパクトすぎて……
全体的に平和かつ学園内で起こる事件を解決するシーンも引っ掛かる部分が無かったんですが、
何だかコンパクトすぎるような気も……。
作中に出てくる教師の昔の知り合いは
「教師に嫌味を言うだけ」で退場ですし。
ラスボスも
「え!?これでもう正体判明!?」と思ってしまいます。
最後に
フィクション作品にはスリルや刺激が必要なんだなぁと感じました。
私、身勝手なので……。
多分次回には
「もうちょっと落ち着いた方が……」
とか言ってますよ。
今回は以上です。
ありがとうございました。