それでは続きを読む、から感想です。
簡潔な感想
死亡エンドを回避する為に主人公は頑張るのですが、
それが「鈍感フラグ立てまくり主人公ムーブ」となってしまう大変なお話でした。
彼女を取り巻く登場人物がだいたい
①彼女(悪役令嬢ポジション)に対して異様な執着を抱くようになる
②彼女を巡る修羅場に巻き込まれる
のどちらかになります。
あとハラハラする展開があります。
主人公の攻略キャラに対する回避行動は彼らには残酷
ヤンデレ乙女ゲームが舞台なので、常に死亡フラグが傍にある状態。
だから彼女はヒロインは勿論攻略キャラにもなるべく関わらないようにします。
そして彼女の従者であるアシュレイの機嫌を損ねないように、
変な動きはしない…と常に警戒している。
……のはずなのですけど、
彼女は本当にフラグ回避しようと思って行動しているのか?
と疑問に思う場面が所々にあります。
ある時は彼女を想うアシュレイの心を掻き乱したり、
またある時は彼女と同じ転生者な男性を修羅場に巻き込ませたり。
彼女は残酷、です。
犯人は誰だ
彼女の死亡フラグに関わる事件があるので、
彼女と同じ転生者たちと解決の為に動いていきます。
ですが当然かなり難しいです。
味方の1人が作戦失敗しまくるので解決まで何度もつまづいて。
読んでいくと
「こいつが犯人?黒幕?」
「いや違うのか!え…あの人!?」
と
名探偵コナンの毛利小五郎の推理を聞いてる人の気分を味わえます。
最後に
色んな意味で(色々混ぜて合わさった意味で)、
ハラハラドキドキする作品だったと思えます。
ヤンデレですがずっとヤンデレが付きまとう…感はあまりありませんでした。
今回は以上です。
ありがとうございました。