今回は異常です。ありがとうございました。

DLsiteがるまにの作品感想やラノベ感想などを投稿しています。

追放したくせに、もう遅いです!捨てられた幼女薬師、実は最強でした を読みました。

チート幼女に転生モノ。

 

表紙から見るとかなり幼いですね…。

これから成長するのでしょうか?

それでは続きを読む、から感想です。

簡潔な感想

追放された主人公は実は最強で…という有りきたりなパターンの小説かと思えば、

「効果が絶大なポーションが作れる」ぐらいしか主人公の特技や成果が見られなかった作品でした。

瀕死状態の人間を救うという大手柄があるんですけどそれもあんまり大々的に広まっていないというか…。

(幼女だからというのもあり彼女の偉業が他人のものにされたことが何度もある)

 

やはり私は派手さを求める生き物なのでしょうね。

 

追放された幼女薬師は踏んだり蹴ったり

幼女故にギルドの足手まといだと言われ追放された主人公。

追放された後は意地悪な(かなりオブラートに包んだ表現)大人に騙され盗まれ。

彼女1人で街で生活なんてできるわけがない。

いくら最強クラスの薬師でも身体は幼女です。

 

ちょっとキャラのパンチが弱い?

踏んだり蹴ったりの主人公を助けてくれたのは、

S級竜騎士リュウリさん。

彼は瀕死状態のところを主人公に助けてもらったのをきっかけに彼女の保護者役になってくれました。

 

……というかなり重要キャラなんですが、

一通り読んだ身としましては

「何か…出てきて急に結論が出た、みたいになってた…」

となるぐらいに

物凄くパンチが弱いように思えました。

 

登場人物紹介ページも主人公とメインキャラしかイラストが出てなくて、

他キャラ(追放したギルドの面々とか騎士団員や王子とか)の顔イラストがない。

全員顔とか特徴とかの描写が分かりにくいので、

今誰が喋っている?誰視点なの?

…という疑問符が数回浮かびました。

 

追放モノのお約束も弱い

追放モノのお約束といえば、

「追放した奴らが主人公の有能さに今更気づいて破滅してざまぁ展開」ですよね。

 

この作品も……ないんだな、それが。

実はざまぁしてるんだけど私の脆弱な読解力では認識できていなかったのかもしれません。

なんていうか全体的にパンチが弱いと思うんです。

 

追放した奴らの前で主人公が大技披露して有能さを見せつけるシーンもありませんでしたし。

スッキリしないんですよ。

 

最後に

可愛がられるシーンも主人公がバリバリ持ち上げられるシーンも見られなかったので、

本当にもの足りなかったと思いました。

 

今回は以上です。

ありがとうございました。