久しぶりのスローライフもの。
それでは続きを読む、から感想です。
簡潔な感想
魔王は何しに来たの……となるぐらい魔王のキャラがちょっと物足りないと思いました。
弟子の少年や聖騎士は事件解決の為に一緒に来てくれたけど、
魔王はただ主人公たちの元に来て勝手に村に家建てて住んで……と何だか唐突。
あともうちょっと世界観の説明というかそれに関した事件を扱って欲しかったと思います。
協定とか神官とか。
収穫祭、要る?と疑問に思ったりもしました。
魔王の秘書になって、辞めて魔女に
魔族に転生した後、魔王城で秘書として働き出した主人公:ミヤ。
魔王の秘書となって10年経った時に、退職を決意。
その理由は
「長い間魔王の秘書として働いてきたのに、魔王は自分(ミヤ)の名前を全く知らなかった」。
せっかく働いて尽くしてきたのにその仕打ちはあんまりだ。
彼女は退職を決意。そのまま人間に変身して森で魔女としてスローライフを送ることにしたのです。
スローライフとは程遠い事件や日々
森で生活する内に、弟子ができたりお手製の薬品がバカ売れしたり……と
順風満帆な生活を送るミヤ。
でもやっぱり事件は起こるもので。
ミヤの作った薬品を巡って金銭や商売絡みで事件発生。
その事件をきっかけに聖騎士と出会います。
彼はキラキラ王子様系の見た目だけども、中身は結構豪快。(彼曰く「神官とか周囲がアレだったので……」)
彼の協力により薬品の事件だけじゃなく他の物騒な問題もその時に解決してしまいました。
まさかここまでやるとは。
こんなのスローライフを送る人のやることじゃありません。
後半はもうラブコメ風味
後半には魔王がミヤを魔王城に連れ戻す為に降臨したり、
聖騎士と弟子が魔王に帰ってもらおうと睨みつけたり煽ったり。
その所為で魔族と人間の間で交わした協定が破られそうになったり……。
全てはミヤの取り合いによるもの。
でも彼女は彼らの睨み合いに辟易していても、彼らの本心や思いに気付かない。
だから睨み合いを止める為に怒るだけ。
結局はミヤを巡る3人の争いはまだまだ始まったばかり……という終わり方。
逆ハーエンドです。ミヤは気付いていない感じですが。
最後に
本当に、本当に……魔王の描写がもっと欲しかったです。
これ続き物なんでしょうか?よく分かりません。
今回は以上です。
ありがとうございました。