試し読みです。
それでは続きを読む、から感想です。
一周目は脳筋な女子大生、二周目は生涯喪女の大預言者、三周目は公爵令嬢に転生したグラディス。
今度は可愛い物を集めたり、恋愛だって自由に出来る!と喜んだのも束の間、前世の『大預言者』の力―未来予知も持ったままで…。
「この能力がある人は法律で恋愛禁止だったはず。えっ!?じゃあバレたらまたお一人様確定!?しかも周りは前世の知り合いばっかなんですけど!!」
秘密を死守し、バラ色令嬢ライフを絶対楽しんでやる!!(あらすじより引用)
評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆(3/10)
簡潔な感想
地の文というか、主人公のノリについていけない……。
なんといいますか、おばちゃんみたいなノリなんですよ。
確かに前世の知り合いや教え子と再会、ですから懐かしく思ったりそれなりのリアクションを取りますよ。
でもそれに関しての主人公の語り方がちょっと苦手な部類だったので評価が低くなってしまいました。
大預言者の能力を隠すという目的がすっ飛んでしまったようだ
二周目の転生で得た大預言者としての能力が三周目の転生でも使えるようだ!
↓
でもこの能力がバレたら大預言者と担ぎあげられて恋愛禁止の生涯独身END!
↓
それを回避する為に目立たないようにしよう!
……という流れになるのは分かります。
ですが、
他人のファッションに色々口出ししたり、
他の家同士の言い争いに仲裁に入ったりと
「貴女本当に目立たないようにする気あります?」と聞きたくなるような行動ばかりする主人公。
大預言者としての能力を隠すのはどうしたんですか?
目立たないように→目立つの法則
やはりこういう小説の展開としては「目立たないようにするがかえって目立ってしまう」、がお約束。
でも上述の通り目立たないようにする行動に説得力がない所為で、
その法則に則っているのかも怪しいです。
結局何人かにバレてる
結局最後には登場人物の何人かに「先生ですよね?」と言われてバレていました。
これも行動に説得力が以下略……なので嬉しみがあまり無いです……。
最後に
続き物らしいのですが、私はこの作品にギブアップを申し出たいです。
私には合わなかった。
今回は以上です。
ありがとうございました。