可愛らしい表紙だったので。
それでは続きを読む、から感想です。
ここは、とある帝国の皇帝執務室の天井裏。
その暗闇には、様々な国から来た密偵が大勢潜み―「おや、今日は重役出勤ですな」「腰の調子が悪くてねえ。わしもそろそろ引退ですかな」…と実に平和的に皇帝陛下の監視をしていた。
そんな中、新たな任務を命じられ、一度祖国に帰ることになった密偵少女。
だが国で彼女を待っていたのは、何と監視していた皇帝陛下だった!
しかも少女は、そのまま皇妃候補として、帝国に連れて行かれてしまい―?
可愛くて、ちょっとおかしな溺愛ラブストーリー!(あらすじより引用)
評価:★★★★★★★★☆☆(8/10)
簡潔な感想
え?本当にレジーナブックス?というぐらいシンプルかつ可愛い作品でした。
変にトゲトゲした表現も少ないのでストレスフリーな作品です。
密偵だった少女、皇妃候補に
身分の高くない少女が主人公。
(驚いたことにお名前が「少女」としか書かれていない。他の人たちからは「おチビ(さん)」と呼ばれていました。)
帝国の天井裏から皇帝陛下の監視をする日々。
ですがある日、監視対象の皇帝陛下から皇妃候補として帝国に連れていかれることに!!
いったいこれからどうなっちゃうの〜〜?な所から物語が始まります。
強い少女とかっこいい?皇帝陛下
とにかくこの少女、強い。
しっかりしているので、他の女性たちからの嫌がらせに屈するなんてことは絶対ない。
やっぱり芯の強さが強調されているので周囲の評判も上々です。
変な持ち上げがないので私もニッコリしそうになります。
対して皇帝陛下なのですが、かっこいい。
かっこいいんですけどちょっと少女に負けがちかな〜〜?という感じ。
彼女よく逃げ回るので捕まえるのにかなり苦労しています。
……頑張って!
最後に
さらっと読みたい方にはおすすめです。
ざまぁもないから本当にストレスフリー。
レジーナブックスにしては珍しい……。
今回は以上です。
ありがとうございました。