試し読みシリーズが増えていく……。
それでは続きを読む、から感想です。
とある田舎町で育った少女、ヴィクトリア。
母を亡くして天涯孤独になった彼女は、仕事を求めて皇都にやってきた。
そこで耳にした『楽園』の話。
なんと、学費&食費タダ+おこづかい付の魔術学校があるというのだ!
魔術師になれば将来も安泰だと考えたヴィクトリアは『楽園』への入学を決意する。
だけどここで、ある問題が発覚!
その学校、どうやら男子生徒しかいないようで!?
貧乏少女が性別を隠して送る、ドキドキ魔術学校ファンタジー!
文庫だけの書き下ろし番外編も収録!(あらすじより引用)
評価:★★★★★☆☆☆☆☆(5/10)
簡潔な感想
性別隠して奮闘中!と帯にあったので、
女の子だとバレないようにハラハラしながら奮闘してるのかな……と私は思っていました。
でも比較的あっさり女の子だということがバレてるし、
更にややお姫様チックに可愛がられていると。
驚きました。このエピソードが1巻に収録されているんです。
ちょっと思っていたのと違った為に評価が少し低いです。
まあ私の評価なんてアテにならないので……。
性別を偽って学園生活!……え?バレてる?
前述の通り性別を偽って学園生活なのに1巻で既に主要人物にバレてる。
ドキドキ感がある要素だと思っていただけにこのあっさりさは残念に思えました。
失礼ですが。
魔術関連で注目を集めてオンリーだと思ってたら違った
お母さんが魔道具作りが得意だったので主人公も魔道具を作って学園の生徒にあげました。
それが好評で主人公は寮長や上級生から注目され絡まれることとなります。
やはり定番の主人公の能力云々でイケメンたちに……で行くんですね。
……と思っていたのですが。
なんと1巻終盤でお母さんの素性が明らかになり、その所為で主人公はお姫様のように接してもらえるようになってしまったのです。
ええ……やはり肩書きか……。
あ、女の子色出しちゃうんだ……1巻で……
私は本当に男装学園生活モノなノリでこの作品を読む気でいたのですが、
1巻でこうも女の子色バリバリ、しかも凄い肩書き持ちという面を出されてしまうと、
ちょっと私には合いませんでした。
最後に
作中のノリはいいんです。
でも1巻で性別バレは……。
今回は以上です。
ありがとうございました。