今回は異常です。ありがとうございました。

DLsiteがるまにの作品感想やラノベ感想などを投稿しています。

可愛い義妹が婚約破棄されたらしいので、今から「御礼」に参ります。 を読みました。

めちゃくちゃノリが良さそうな作品。

 

それでは続きを読む、から感想です。

評価:★★★★★★★★☆☆(8/10)

簡潔な感想

「魅せる」ざまぁ。

徹頭徹尾義妹にプラスとなる、ポジティブな展開。

スケールがとても大きな物語です。

この夫婦、そして二人の元に集う優秀な人達。

私的に好感度めちゃくちゃ高いです。

 

可愛い義妹の為に頑張る夫婦(オブラートに包んだ言い方)

学園内で婚約破棄、暴行を受けた義妹のマーガレット。

夫婦は彼女に理不尽な行為を働いた愚か者たちを成敗するだけに終わらず、

腐敗しきった国から独立して新たな国を作る。

しかもその建国だけでなく、元居た国を滅ぼす。

こんなに思い切ったざまぁがありましょうか。

それだけ義妹が優秀で可愛い、愛する存在だってことですよね。

半端ないです、偉大です。

 

いい感じの報復かもしれない

義妹の元婚約者のオズワルドは愚行を重ねた後王位を失い極寒の地に飛ばされる。

オズワルド他多数の男に手を出した女も同じく極寒の地行き。

そこに至るまで夫婦やマーガレットたちの振る舞いが素晴らしいです。

主人公であるローゼリアも夫のロベルトも各地に赴き国、国民の為に懸命に動く。

その上で義妹マーガレットを苦しめ、傷つけた者には容赦なく鉄槌を下す。

スケールが半端ないざまぁへの持っていき方に驚きました。

 

場面の切り替えが速く思える

急に過去エピソードが始まったり、視点や場面が切り替わったりと、

少し場面転換が速いな……と思いました。

それ以外はとてもいい感じです。

 

最後に

この作品には、主人公夫婦によるざまぁ、

義妹マーガレットによるざまぁ(というか報復?)、

マーガレットの学友に関するざまぁ……と複数のエピソードがあります。

でも大体は当事者が居る中でのざまぁ。

それが私にとってかなり良かった部分ですね。

やはり

当事者不在でざまぁされると罪悪感を勝手に覚えてしまいますので……。

 

今回は以上です。

ありがとうございました。