今回は異常です。ありがとうございました。

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予言の乙女は大公の従者になって魔境に潜伏中です を読みました。

久しぶりの成人向け作品です。

 

 

それでは続きを読む、から感想です。

“予言の乙女”として召喚された里央は、「不法侵入した少年」と間違えられ、王太子に剣を向けられてしまう。
間一髪、助けに入ったのは魔境を治める大公ローランドだった。
人のよさそうな彼に頼み込み、里央は正体を隠したまま従者になったが……
「おいで。男同士、遠慮なんて必要ない」ご主人様の距離が近すぎます! 
里央がこっそり“予言の乙女”の能力を使いながら魔境でスローライフを送る一方、王都では乙女が現れないと大騒ぎになっていて!?(あらすじより引用)

評価:★★★★★★★★☆☆(8/10)

簡潔な感想

たいへんテンプレな異世界ラブストーリーだった。
でもそれは不満とかマイナスじゃなくてプラスです。
変に凝ったテイストにするとクドい!となってしまうので、
この作品はとっても綺麗でロマンチックでした。

とても綺麗な話の流れ

前述の通り、この作品はテンプレ。
異世界に召喚された主人公
現地に住むイケメンと同棲や共同生活
そこから恋愛に発展
困難を乗り越えて二人は結ばれました
……という本当にテンプレな展開。
でもこれは在り来たり!というわけではなく、
「自然に、綺麗に話が進んでいくので読んでて心地良い」
っていう意味になります。
男装(というか少年として過ごす)少女が
イケメンから(男同士なんだからおかしくないだろう、という感じで)距離を詰められる、
というシチュも本当に自然。
私は今とても静かで澄み渡った場所に立っているのか?と錯覚してしまっています。

 

もう二人ともお幸せにとしか言えないです。(本当に良い意味で)

予言の乙女として召喚された主人公は宝剣を持つ者と結ばれる運命。
その運命に打ち勝つ……というよりその運命・条件に相応しくなるようローランドたちは終盤大きく動く。
特に無理もなく(展開とかに無理が有るかどうかという意味)、二人は運命・幸せを勝ち取った……という何ともめでたしなエンド。
読み終わった私は「二人ともお幸せに!」としか思えませんでした。

 

最後に

こちら、話の展開とかはテンプレなんですが、
成人向け表現がありますのでご注意。
……と言ってもねちっこいとか過激、なんてことはないです。

 

今回は以上です。

ありがとうございました。