ハズレジョブも基準が分からない……
追放モノでよく見る
「ハズレスキル(ジョブ)だったからという理由で追放されたけど~」
っていう奴ですが、
浅田にはそれがハズレかどうかが分からない……。
大体後方支援系やヒーラーが言われてるんですよね。
それ、ハズレかなぁ……。
浅田の普段やらないタイプのRPGでは不遇だったりハズレだったりするのかなぁ。
それでは続きを読む、から感想です。
公爵家の五男に生まれたクレストは、家族内で肩身が狭く、幼馴染の婚約者には奴隷のように扱われていた。
そんなクレストは、鑑定の儀で『ガチャ』という「スキルを獲得できるスキル」を手に入れた。
これで家族内での立場が改善されると思っていた。
しかし、使い方が分からず嘘をついていると思われ、魔物が跋扈する森に追放されてしまった——。
追放された先で魔物を討伐した時『ガチャ』を使用するためのポイントが手に入っていることに気が付く。
そこでポイントを貯めて回してみると、生活に便利なスキルや戦闘に使えるスキルなどを獲得することができた。
クレストはそれらのスキルを使い自由で快適な生活を目指すことに…!
(あらすじより引用)
評価:★★★★★★☆☆☆☆(6/10)
簡潔な感想
設定や流れはいい感じなのに、
ガチャシーンが現実世界の人間が回すガチャみたいな感覚で行われるから
純粋に楽しめない……。
ガチャが神の遣わした素晴らしいスキル!チートスキルです!
……と作中で言われても、
「あー被りか……」「よし虹が〇個!」
このセリフを言われると何故か
「スンッ……」ってなってしまう。
話自体はサクサク読める部類なだけにちょっと自分自身がよろしくなくて泣いた。
ガチャは悪い文明!!→いいえ神の遣わした素晴らしいスキルです!
現実世界でガチャというものは「悪い文明」です。
某ソシャゲのおかげでガチャピンが悪い子食べちゃうぞから
ガチャ廃人という悪い子を生み出すキャラになってしまったので、
ガチャは悪い文明でしょう。
しかしこの世界の「ガチャ」は勇者や聖女の持つスキルと並ぶぐらい重要なスキル。
国王陛下からめちゃくちゃ重宝されているものです。
異世界転生!→え?前世では普通だったことが異世界では上級スキル!?
……ではありません。
ですが何だろうこの違和感。
(元)婚約者がめちゃくちゃだよぉ
主人公:クレストにはわがままな婚約者がいます。
ですが彼女はめちゃくちゃ歪んでて、
クレストを孤立させて囲い込む為に彼にあれこれと苦痛を与えるヤバい人でした。
その所為で下界に追放されることになったクレストに思いっきり拒絶されてしまいます。
そりゃあ自身にひどい嫌がらせをする女なんて好きにはなれないでしょう……。
前回読んだ作品でもそうだけど主人公につらく当たる人たちなんで最低一人は歪んでるの……。
こわ……。
これ兄弟を全滅させる気か!?
国王陛下から
「神から遣わされたスキルを持つクレストを下界送りにするとは何だ!」
と責められた家族たちはクレストを連れ戻すことに。
そこでまず名乗り出たのは次男。
彼は下界の魔力に苦しみながらやっとのことでクレストの拠点にたどり着きます。
そこで追放モノ定番の「今更戻ってこないか宣言」。
今までの仕打ちを思い返すと嫌な思い出しかないクレストはもちろんそれを拒否。
というか拒絶。
そのまま戦闘に入って次男は
「ガチャによって強化されたクレスト」に負けてしまったのでした、というオチ。
まさかとは思うが、これまた違う兄が下界に降りてクレストと戦うということか?
クレストに有利なフィールドでチート強化したクレストが待ち構えている……。
地獄やん?
最後に
とりあえず次巻読むことにします。
クレストの仲間になったゴブリンの女の子かわいいし……。
今回は以上です。
ありがとうございました。