今回は異常です。ありがとうございました。

DLsiteがるまにの作品感想やラノベ感想などを投稿しています。

悪役令嬢ですが攻略対象の様子が異常すぎる5 を読みました。

急にkindle読み放題になっててビビった。

しかも最新巻の6巻まで全部。

※今回この記事のカテゴリーが「全年齢対象」ではなく「成人向け」にしているのは、

この巻の冒頭に「本巻には、暴力表現や性的表現が含まれますので、ご注意ください。」

と記載されていた為です。

おそらくそこまで過激ではないかと思われますが、念の為「成人向け」のカテゴリーに加えることをどうかご了承ください。

 

それでは続きを読む、から感想です。

断罪イベントを無事回避し、ゲームシナリオのその先へ歩み始めた元悪役令嬢・ミスティア。

「きゅんらぶ」の展開に怯え、きちんと接することのできなかったヒロインと打ち解けたり、謎の人物・フィルジーン公爵の正体に迫ったり、想定外の「未来」に戸惑いつつも向き合っていくが…… ようやく迎えた始業式で待っていたのは、求婚の言葉だった!?

四つに分かれた廊下の先で出会う運命の相手はだれ?

ハッピーエンド、バッドエンド――ミスティアの選択の先にあるのは?

四ルート全てを収録して「きゅんらぶ」第一部、ついに完結へ!

気付かない間に地獄絵図のサスペンス学園ラブコメディー第5巻♡

(あらすじより引用)

評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆(3/10)

簡潔な感想

バッドエンドルート……?

急に乙女ゲームそのもの感が出たな、と驚きました。

悪役令嬢転生モノの定番といえば、

「シナリオ通りなら破滅だけどそれを何とか回避してハッピーエンド」

「悪役令嬢だけど乙女ゲーム主人公みたいに愛されちゃった!?」

だと思っていたんですけど

こちらでは現実世界で販売されている乙女ゲームのように「バッドエンド」が存在する。

フラグ回避したのに何かを間違えて……、なんです。

でもモヤる。

詳しくは後で述べます。

 

 

小説……?

私がものすごくモヤッたのはこの部分だと思います。

私乙女ゲームのノベライズ作品っていうと「ハートの国のアリスシリーズ(あの会社がヤバいと噂の)」ぐらいしか知らないのですが、

あれはノベルゲーム進行テキストを小説という形に押し込んでいる……って感じで好きでした。

ですがこちらは別にノベルゲーム進行テキストが元にあったわけでもないのにそんな風に捉えてしまいました。

ここで「あれ?これ何か(ノリが)固くない?」と感じたのです。

 

 

急にハッピーエンド、バッドエンドが来たな……

これも気になった部分です。

こちらでは攻略キャラそれぞれに二種類のエンドがあります。

ですがこれ結構無理矢理な感じが……。

前巻まで主人公:ミスティアは攻略キャラの気持ちにあまり気付いていない感じで、

攻略キャラがそれぞれ思い込みなどで病んでいきました

前の巻まで「これ、レイドルート……ってことでいいんだよね……?」となってたので、

急にミスティアが彼らの愛情を受け入れてて

脳内に「?」が飽和状態になりました。

 

そんな中でハッピーエンド・バッドエンド分岐。

分岐と言いましたが「どっちを選ぶ?」みたいな要素が見当たらない。

ただただ「彼ならこんなハッピーエンド・バッドエンド」というのを見せられているだけ。

あのめちゃくちゃなヤンデレ天国でさえ「どっちを選ぶ?」からの「○○エンド」と分かりやすかったのに、

何だろう、何なんだろう。

↑あのー……続編……来て……。

 

 

あれだけ鈍感なミスティア、病んでいくイケメンたち、ギギギと唸るアリスちゃん……を見せておいて、

結末がこんな風になってしまうなんて。

私が求めていたのは「乙女ゲームシステムの物語」ではなく「乙女ゲーム世界が舞台の小説」なんですよ。

かなりの上から目線で申し訳ございませんが、思っていたのと違うのでショックでした。

 

これで乙女ゲーム続編要素来るの……?

もうこの調子で行くのでしょうか。

乙女ゲーム続編要素が入ってくるようですけどこんなミスティアで大丈夫?

また鈍感ムーヴ見せた後で

ラストで急に感度3000倍になったように

彼らの愛情を受け入れるようになるのでは??

本当に大丈夫かな……まあ私の杞憂に終わると思うんですけど。

 

最後に

6巻も読みます。

ちょっと不安ですが。

 

今回は以上です。

ありがとうございました。