不安定だ……。
それでは続きを読む、から感想です。
ゲームのエンディングを迎えた元・悪役令嬢ミスティア。
レイドとの旅行でご飯をあーんしたり、エリクのスケッチブックの絵に驚いたり、ジェイの口紅のプレゼントに照れたり、ロベルトの傷を心配したり……ゲーム後も毎日は続いていく。ようやく異常な愛情を向ける攻略対象たちの想いの重さを認識し、それでも受け入れる彼女は自分の恋心にも気づき……ついに結婚!?
一緒に幸せな未来を描き始める!
そしてミスティアの知らぬ「きゅんらぶ2」の全容が見えてくるが、実は始まる前から全てが壊れていた!? 隠されたゲームの真実が明らかに!
四ルート全てを収録した「きゅんらぶ」後日談!!気付かない間に地獄絵図のサスペンス学園ラブコメ第6巻♡
書き下ろしSIDE STORY&コミックス第十話収録!(あらすじより引用)
評価:★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2/10)
簡潔な感想
やっぱり前巻のルート分岐がよくなかったと思う。
前半がそれぞれのルートでのイチャイチャ。
後半が他キャラの裏事情、背景が語られるんですけど、
肝心のミスティアが
もう情緒不安定かと心配になるぐらい「自分」を持っていない。
主人公がこんな調子で第二部いけるんですか?
……そう思ってばっかりの自分が居ます。
もうミスティアが分からないよ……
前述した通り主人公:ミスティア・アーレンは前巻あたりから
様子がおかしい。
様子がおかしいというか「ヤンデレ野郎ないしは狂った人間を受け入れる役」になったというか。
それもこれも「ルート分岐」を入れてしまったからじゃないかなって思うんです。
これ「1人に決める」か「1人に決めずにまあまあな感じで落とし所を……」にしていれば
ミスティアの「自分」を存分に発揮できたのでは、と私は勝手に思っています。
続編要素以前の問題だった
続編が来る!第二部!
……って気分になれません。
やはり攻略キャラそれぞれのハッピーエンド、バッドエンドを作り
イチャイチャするエピソードを持ってくる。
ここがモヤるからです。
しかもこの巻でミスティアが違う男性と結婚するルート(エピソード)が収録されているんです。
どうしよう、感想がまとまらない……。
最後に
落ち着くんだ浅田……。
落ち着いて……。
今回は以上です。
ありがとうございました。