それでは続きを読む、から感想です。
「絶対」をはね返す、逆襲スパイ参上!
本格スパイアクションとド派手なバトルで大人気のスペクタクル漫画「逆襲スパイ Xキャリバー」の1巻が発売!
別冊コロコロでの漫画掲載で異例の人気を獲得し、月刊コロコロ本誌での連載が決まった本作。連載後も漫画人気アンケート1位を獲得するなど、大好評です!
老若男女とわずオモシロい作品!
描き下ろしもたっぷりの1巻、ぜひごらんください!!(あらすじより引用)
評価:★★★★★★★☆☆☆(7/10)
簡潔な感想
ストーリー
浅田はコロコロコミックの漫画を滅多に読まないので、
この漫画が「コロコロ的に面白いか」という判断はできません。
浅田の個人的な見方で言うと、
「小学生向け+αというのであれば面白い」。
この「逆襲スパイXキャリバー」は、
話の終盤辺りで「この逆転ができたのはこのアイテムを使ってあれこれしたからさ!」
という解説を主人公がしてくれるんですね。
それが現実的かどうかは兎も角として、
「小学生が日常的に使っている文房具などがスパイの武器として活用される」
というのはコロコロコミックの漫画としては良いものなんだと思います。
展開は結構めちゃくちゃだけどね!!
キャラ
キャラクターはみんな
「小中学生向けにスパイ漫画、だったらこういう感じだよね」
という具合のいいキャラたちです。
ヒロインのカイチョーさんも正統派で可愛い。
……とあるキャラを除いて。
この漫画のキャラたちの中に、
とんでもない奴が紛れ込んでいます。
名前はカゲミツ。
2巻の表紙でキャリバーくんと一緒に居るキャラです。
彼について簡潔に説明すると、
「主人公の兄を名乗る不審者」。
主人公:キャリバー(ケント)のことを「ケンちゃん♡」と呼び、
ニヤァ……とかニチャア……とかじゃなくてニシャア……と笑う。
主人公の身を案じてスパイを辞めるように~って行動してるという
「兄として」の立ち振る舞いはしているものの、
主人公(小学六年生男子)にキス(口に)したのはアウトです。
アウトです。(繰り返し)
主人公は「絶対」に逆らう子
主人公:ケントくんは小学六年生の男の子。
でも彼、実はスパイなのだ!!
……というところから始まるストーリー。
メイン武器は傘を模したもの、サブ武器は消しゴムや下敷きなどの文房具。
それらを駆使して事件を解決していきます。
ただ、彼にはある「性質」があります。
それは、「絶対」に逆らうこと。
相手が「絶対無理だ!」と言うと、
「無理な状況」に逆らい「可能」にする。
その性質が彼の任務成功の鍵です。
良い性質、性格ですよね。
事件は解決するけど……
さて、そんな素敵な性格のケントくんですが、
大きな問題を抱えています。
その問題とは。
「任務はきちんと遂行するけど、建造物の破壊等の被害総額がとんでもない」という問題です。
タワー、豪華客船、工場は容易く彼の任務完了(ミッションクリア)によって破壊、倒壊されます。
毎回ラストで「今回の被害」というものが
「イナイレの格言」みたいなノリでお出しされるので、
「いやそこだけ現実的なんかーーい!」とツッコミを入れてしまいました。
が
教官「キャリバー~~!!」キャリバー「教官~~!!」
になるわけか!!
最後に
おすすめしたい感じ。
今回は以上です。
ありがとうございました。