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執着eye2 感想

昨日届いたドラマCD三枚。

①執着eye2

 

執着eye2

執着eye2

 

 

②オトナカレシ Black

 

オトナカレシ Black

オトナカレシ Black

 

 

③佐和真中だらけ

 

Velvet Voice petit ドラマCD「佐和真中だらけ~彼とはじめての ~」

Velvet Voice petit ドラマCD「佐和真中だらけ~彼とはじめての ~」

 

 …のうちの一枚。

執着eye2です。

感想は続きから。

この時点ではっきり言います。

 

テンプレなヤンデレじゃないです。

 

テンプレなヤンデレって何ていうかといえば

ヤンデレ天国とかにある

ひたすらテンション爆上げ

すぐ怒鳴ったり

刃物とか武器チラつかせたりする奴ですね。

執着eye2はそういうのがほとんどないです。

 

ヤンデレ天国~華麗なる西園寺家編~

ヤンデレ天国~華麗なる西園寺家編~

 

 ↑

浅田は西園寺家編が一番好き。

 

テンションの振れ幅が小さい分

その冷静さが怖いんです。

そして佐和真中さんのヤンデレ演技が怖い怖い。

ブラチェの犬系後輩と同じ声と思うと

怖さが臨界点に到達します。

 

さて本編ですが。

序盤はヒロインが目覚める所から始まります。

いったい何が起こっているのかわからない状態です。

其処にやってきたのが今回の相手:橘千紘です。

彼は職場の後輩。

大丈夫ですか!?と駆け寄ってきます。

 

彼は「記憶が一部抜けてるみたいだけど先輩と俺は恋人同士」

教えてくれます。

 

はい、嘘ですね。

 

浅田は詳しいんだ。

こういうこと言ってくる奴は大抵嘘です。

記憶抜けてる人にそういうこと言うキャラ多いんですよね。

 

千紘は俺たち恋人同士で同棲してるんだよ?

これ(ぬいぐるみとか)先輩の好きなのでしょ?

と少しずつ話してくれます。

 

知ってるぞ。これ以前からストーキングとかしてて

そこから仕入れた情報使ってヒロインの好きなもの集めてたって奴でしょ。

疑わなければ生きられない!(仮面ライダーみたいなの)

 

次のトラックからは回想編。

二人の職場風景から始まります。

其処に現れたのは保科先輩。

すごく面倒見の良い先輩です。いっつもヒロインのデスクにお菓子を置いてくれます。

「いっつも菓子あげてたらこいつ(ヒロイン)太っちまうなー」

とかからかってもきます。

なんだ微笑ましい風景じゃん。

 

これは嵐の前の静けさなのか。

 

事態が急変するのはヒロインの誕生日。

先輩に企画が成功したお祝いに食事に誘われていたのに

千紘と会社に残って残業をすることに。

其処に先輩から電話。一旦千紘から離れて電話に出る。

今日無理ならまた今度サプライズで誕生日プレゼント渡すなって

言ってくれました優しい。でもこれヤンデレドラマCDなんだよな…。

いや先輩はヤンデレじゃないんだけどこの後が怖いよお…。

最後に「無理すんなよ」って元気づけてくれました。

そしてこの電話を切った直後。

 

「うそつき」

 

うわあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!

 

ダミヘだからこその恐怖。

耳元で囁かれるのですよ「うそつき」って。

 

此処から千紘が壊れます。

なんで?先輩保科さんと付き合ってない、恋愛対象として見てない

って言ってたじゃん、企画が成功したお祝いなんて口実でデートだったんだ。

もう付き合ってて俺のこと笑ってたんでしょ?

俺本気で先輩のこと好きだったのに!

とかめっちゃ震えた声で責められます。

いやあああ怖い。これヤンデレ通り越してもうホラーですよ。

 

あまりにも怖くってヒロインは暗い社内を駆けて

千紘から逃げようとします。

もう狂ってるからね。千紘は手遅れです。

 

ヒロインに対して狂った感じで声かけながら探し回る千紘。

これ軌道修正できるのかな…

愛執の檻の佑斗は軌道修正できたけどこいつはもうダメだ…。

 

ヒロインは逃げ回った疲れからか、隠れてしまう。

青鬼とかでは悪手中の悪手ですよ。

 

結局ヒロインは千紘に捕まってとある場所につれていかれます。

その場所は。

保科先輩のデスク。

そして其処でセックスさせられます。

どうやらセックスシーンは此処のみらしいんですが、

その唯一のセックスシーンが恐怖って。

やめて!SAN値が直葬されちゃう!!!

セックスの最中にヒロインの携帯が鳴ります。

勿論保科先輩からです。

やだー!!バッドタイミング!!!

 

メールも電話もかかってくるので千紘はプッツン。

ヒロインの携帯をぶっ壊します。

めっちゃ怒りながら。

 

怒鳴り散らした後ヒロインにセックス再開しようと持ちかけますが、

とんでもなく怒鳴り散らしたの見てそいつとセックスしようなんて

誰も思わないでしょうに…。

 

彼は「俺と先輩、身体の相性いいよ…」って言うけど

こういうドラマCDで「身体の相性いい」は結ばれないことを意味している…。

 

こんな苦痛を味わったヒロインは気絶してしまいます。

さあここからが本当の地獄だ…。

この後が序盤に繋がります。

目がさめたヒロインは夢(っていうか過去に起こったこと)を見たと

千紘に伝えます。

それを千紘は「映画とかで見たのが夢に出てきたんじゃない?」と返します。

まあ正確に伝えるはずがありませんよね。

 

なんでヒロインは記憶が抜けてしまったのか?

ショックの所為?

…と軽く考えていたのですが、次のトラックで

千紘が彼女に薬を使って記憶を消したと語りだしました。

そんな薬があるんですか!!?

 

そしてこのドラマCDのジャケットにある台詞。

 

「いつかきっと両想いになれるよ……。

 俺は、ずっとその日を待ってるね。」

 

いつか、その日を待ってる。

これ、何度も薬使ってループっていうかやり直し続けるってことですか。

こんなの絶対おかしいよ……。

もう戻れない…。ヒロインは廃人化してしまう…。

 

このドラマCDを最後まで聴いた感想なんですが。

もうヤンデレとかエロとかそういうの放り投げて怖い。

ホラードラマCDを買ってしまったんだと思います。

かといって嫌ってものじゃないんです…。

繰り返し聴いてしまうのです……。

中毒性があるというものでしょうか。

 

そうそう巡り合うことができないドラマCDだった、と

ふふふ…。

今回はここまで。