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執着eye 4 感想。

 

執着eye4

執着eye4

 

新鮮なテトラポット登作品よ!!!

 

執着eyeシリーズ最新作。

こちら、過去に浅田が聴いた「執着eye2」と同シリーズの作品です。

でも続編じゃないです。

別々です。

 

執着eye2

執着eye2

 

こちらは強烈な作品でしたね…。

ヒロイン記憶飛ばしてたからね…。

 

さあて今作はどんなヤンデレが見れるのやら。

(聴けるのやら?)

 

続きを読む、から感想に移ります。

 

さてこのドラマCD。

ジャケット違う風貌の人物が写っています。

表は茶髪の陽気そうな男性。

裏は黒髪の大人しそうな眼鏡をかけた男性。

裏は過去のビジュアルかな?

ありがちじゃないですか、そういうの。

 

アイチュウの麗朔空もそうだったし。

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浅田のTwitterで度々見かける彼。

 

ヤンデレになる前とか?

まさか陽気そうな見た目のヤンデレになるとはな…

浅田としてはそのままの姿で病んで欲しかった。

 

…これ実は全くの別人ってオチ?

ケース開いてディスク取り出したら、そこに

別人の名前があったんですけど。

 

紹介、あらすじに出てた彼→白鷹陽介

中に書かれた彼→浅井直輝

 

…と思えば公式さんから

「誤字です」

というお知らせが。

 

なーんだ。

誤字か。

 

てっきり、過去に感想書いたドラマCD

「ケース開いたらそこには!」

要素みたいなのかと思ったのですが。

気のせいだったか。

ふむ。

 

ふたりの秘密9~病んでる彼~

ふたりの秘密9~病んでる彼~

 

 

 

さてさて。

このドラマCDに出てくる人は紹介文では

人付き合いがいい人だよ」

みたいに言ってたのに

いざ聞いてみると

「最近他の奴らにも言われるんだよね、人付き合いが悪くなったって」

というようなセリフが。

 

???

どうしたの?

急にどうしたの白鷹陽介くん。

 

それと同時に

「引っ越しして、一人暮らしで何もかもと距離を置きたい」彼女に

必死で食い止めようとする所も何処か「ん?」と気になる。

いやいや好きだから止めようってのは間違いじゃないんだけど、

彼女に贈ったネックレスについて必死になってる所がちょっとね。

 

ちょっとおかしくなってきてる感が出てきました。

 

普段なら笑ってたり慰めたりとかしてる彼が

必死で彼女の中に自分の存在を刻み込もうとしてる感じ。

余裕が無くなってきてるのか。

 

そして彼女が引っ越しをする前日。

一緒にご飯を食べて……

だったのですが、突然意識が飛んでしまう彼女。

倒れ込んだ後、彼は少し暗めの声で引っ越しの準備を始めます。

…あれ?終わってなかったの?

 

…彼女が目を覚ますと。

そこはダンボールの中でした。

なんで!?

慌ててダンボールから抜け出すとそこに居たのは、

白鷹陽介でした。

 

混乱している彼女。

こんなことする人じゃない、陽くん(彼女が呼んでる名前)どうしちゃったの?

と彼女が言うと

彼は口を開いてこう言いました。

 

「だって俺、陽くんじゃねえもん」

 

????

彼女は彼が何を言っているのか、

ダンボールに詰められた衝撃と相まっているのか、

理解に苦しみます。

 

陽くんじゃないなら、

目の前の貴方は誰?

 

陽くん(じゃない人)はこう名乗りました。

 

「俺は[ケイスケ]

白鷹ケイスケ。(ケイスケが漢字どう書くか分からないのでカタカナで)」

 

彼は白鷹ケイスケ。

白鷹陽介の双子の弟。

出来のいい陽介と違い、出来の悪い弟。

 

先程彼女はこんなの陽くんじゃない、と言った。

だって陽くんじゃないもの。

そして彼女は目の前に居るケイスケの何を分かっている?

好きな食べ物職業も何もかもハズレ。

それで色々言うなんて良いご身分だよな、と呟くケイスケ。

 

目の前に居るのはケイスケ。

じゃあ本物…陽介は何処に居るの?

それを問うと彼はそっけなく、

 

「ああ、陽介も両親も居ないよ。今頃仲良く水遊びでもしてるんじゃない?」

 

…と吐き捨てた。

それは。

それはそれは…。

もしかして…

こ、殺した…とか…?

 

ひえっ…

現実世界(言い方おかしいかもしれないが、ファンタジーじゃない世界のこと)

殺しはやめてくれよ…

後味悪いから…あと不倫も

(後味の良いヤンデレって何だよ…哲学)

 

まだ…まだ比喩表現っしょ?

と現実逃避を始めましたが、

 

「大丈夫だって、ここ当分働かなくていいくらいの大金が手に入ったんだからさ」

 

この一言で崩れ落ちました。

いけません。確定です。

 

保険金殺人 死体の声を聞け (角川文庫)

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そこから無理矢理ケイスケに抱かれてしまいます。

もう狂ったように抱く、じゃなく

狂って抱く、みたいに。

 

「ケイスケ」で呼ぶことを強要するケイスケ。

だって自分は今まで「陽介」として生きてきたから。

自身が生きる為の希望である彼女には自分の名前で呼んでほしい。

それが今、彼にとって最重要事項。

 

呪詛のように沢山彼女に言い聞かせる。

「処女だったお前をここまで開発したのは俺」

「こんな淫乱で使い込まれた女、

   他の奴らは嫌がるだろう?」

「じゃあお前を気持ち良くさせられるのは

    俺だけ」

…とか。

 

もうダメだよね。

彼女に救い、ないよね。

あとケイスケにも救い、ないよね。

つらい、よね。

 

彼は陽介よりも先に彼女を好きになったし、

陰険でクズだった陽介から彼女を守る為

陽介と両親を殺害した、のに。

彼女は「そんなことで(殺したの)?」と彼を拒絶。

 

他の感想書いてる人達の中には

「ヒロインー!ケイスケの事情や思いに気付いてあげてー!」

って意見が見られたけども、

「いや殺害してるのはまず引くでしょう」

変に常識人ぶる浅田。

やっぱアレなんですよ。

 

………現実世界で殺しは、ちょっと。

 

最終トラックでは彼の独白が。

どうすりゃ良かったのかな。

俺…生きてる意味あったのかな。

死んでたら良かったのかな。

…のようなネガティブなセリフがポツポツと。

 

誰も救われない。

彼女も、ケイスケも。

殺された陽介、両親も。

 

メリーバッドエンドになれなかった、バッドエンド。

 

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総合的な感想。

 

まさかの別人。

…あれ?推理小説とかのタブーで双子云々ってなかったかな…。

いやいやいやいやいやいやいやいや推理小説じゃないからいいでしょうよ。

 

暗い。ひたすら暗い。

執着eye2も暗かったけど今回は段違い。

やっぱ殺人がな…強いな…。

 

フリートークで、テトラポット登さんが

「中々にサイコな野郎だぜ」

って評価してなかったら只管落ち込んでたと思う。

執着eye2でもフリートークの佐和真中さんで平静を保てていたし。

 

あとテトラポット登さん、今回のケイスケを演じるにあたり

「某新世紀の主人公」を意識したそうな。

追い詰め方が、ね。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
 

 

怖かった。

はい、怖かった。

ただただ、怖かったしか言えない。

 

次はどんなドラマCD聴くか決まってないです。

ゲームの話はやりそうだけども。

 

それでは、

今回はここまで。