今回は異常です。ありがとうございました。

DLsiteがるまにの作品感想やラノベ感想などを投稿しています。

私はおとなしく消え去ることにします を読みました。

試し読みシリーズです。

 

今回読みましたラノベ

「私はおとなしく消え去ることにします」

どうやら続き物のようです。

  

それでは続きを読む、からスタートです。

簡潔な感想

平和かつ可愛らしい絵柄、雰囲気でありながら

ちょっと不穏なエピソードが含まれるお話でした。

「将来起こる争い事を避ける為に家出します!」

「でも周囲の人たちがほっといてくれない……」

なんてことをあらすじに記載されていたのですが、実際読んでみると

「それどころの話じゃなかった」という一言に尽きます。

 

主人公の予知と実際の状況

主人公は令嬢に転生した女の子。

彼女には「未来が見える」というチート能力があります。

その予知では

「将来弟と後継者争いが起こり国家を揺るがす大騒動となる」

というものが。

それを回避する為に彼女は家出を決意するのです。

 

…なのですが、

読み進めていくと彼女の予知と乖離している部分が所々に見られます。

彼女のチート能力は本当に予知?ただの思い込み?

この巻ではまだ明らかになっていません。

続編で解き明かされていくことでしょう。

 

裏や含みのある主人公の周囲

彼女の周囲には様々な人が居ます。

家族を溺愛している父親とやり手な国王陛下。

ツンツンした王太子

彼女第一主義な執事。

彼女や執事の剣の師匠。

この人たちは王太子以外全員不穏な秘密があります。

彼女視点で進められる本編各章の後に彼ら視点のお話が入り、

「彼女はこう思っているけど実際彼らは……」

という解答編を見ることができるのです。

 

最後に

まだ一巻なので様々な要素が押し寄せてきた、と感じる部分が多いですが

個人的にはダレることはないように思えます。

続編もコミカライズもある作品ですので、

興味を持たれた方は書店かAmazonで購入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

今回はここまでとなります。

ありがとうございます。