今回は異常です。ありがとうございました。

DLsiteがるまにの作品感想やラノベ感想などを投稿しています。

極めた薬師は聖女の魔法にも負けません~コスパ悪いとパーティ追放されたけど、事実は逆だったようです~ を読みました。

追放+薬師モノ。

聖女要素も辛うじて、ですが存在します。

それでは続きを読む、から感想です。

簡潔な感想

追放された主人公は実は天才的な能力持ちで~という王道。

でもこの巻では「私を追放したギルドめ!どうだこの活躍!」みたいなシーンはないですね。

やはり序盤なので。

登場するメインキャラ3人が全員それぞれの方面で優秀だからなのか話がさくさく進んでいきます。

読みやすい作品ですね。

続編がとても気になります。

 

追放された薬師:ロッテと同行してくれた剣士:クルト

主人公のロッテは薬師。

彼女は突然所属していたギルドから追放されます。

理由はコスパが悪い」から。

道具代、薬草代その他もろもろ…がギルドにとって痛手となっているので

コスパのいい聖女を入れてロッテを解雇してしまいました。

コスパ」って…

せめて「費用がかかりすぎる」とか…そういう風に言って欲しかった感ありますね。

 

ギルドを抜けたロッテを追いかけてきたのは剣士のクルト。

鮮血の貴公子、なんて異名があるぐらい剣の腕が優れています。

彼が彼女を追いかけてきた理由は「ロッテが心配だから」と「ロッテの事が気になって仕方がないから」。

どう気になってるかは作中でわかりますが、ロッテにはクルトの想いは伝わっていないようです。

頑張れ!クルト…。

 

薬師として天才的な能力を発揮するロッテ

優れた薬師のロッテ。

その優秀さは合格率がとてつもなく低い資格試験に合格していたり、

新米ギルドの冒険家たちにポーションなどの薬品について講義ができるほど。

彼女の能力、技術は高位の聖女も唸るぐらいです。

でも彼女は大々的にそれをアピールしません。

至って謙虚です。

こういうのだと周り(仲間)がめちゃくちゃageたりするんですが、

こちらではそういうのは見られませんでした。

心の中で感心する、止まり。

 

聖女は仲間になってくれそう…?

終盤に登場する高位の聖女:アンジェリカ(上述の聖女とは違いますよ)は

最初は薬師嫌いからかロッテにつらく当たっていましたが、

(彼女が薬師を嫌っている理由は作中で明らかになります…とても悲しい…)

彼女の故郷の村での事件を解決した後は

事件解決に協力してくれたロッテに対する態度は少し柔らかくなりました。

 

最後には「気が向いたら2人のメンバーに入れてくれよ」と言っていましたので、

仲間…までとは行かなくても新たに起こった事件の解決に協力してくれるかもしれませんね。

フラグがたちましたよ。良かった。

 

最後に

チート級主人公なのですが、特に引っかかりはありませんでした。

続編が出たら購入してみようかな、と思うぐらい読みやすく面白かったです。

 

今回は以上です。

ありがとうございました。