以前読み放題で読んでいた作品の続編がつい最近発売されたので。
以前感想記事にした
「悪役令嬢ですが攻略対象の様子が異常すぎる」。
悪役令嬢に転生した主人公を取り巻く人物が段々おかしくなっていく…
のを見守ることにしましょう。
それでは続きを読む、から感想です。
簡潔な感想
うーん…。
この巻でも相変わらず攻略対象の様子がおかしいのですが、
関係が殆ど進まずにただ不穏な空気を漂わせるだけ…感のある巻でした。
結局主人公は今のところ誰に傾いてるんだ？
という疑問しか出てきません。
乙女ゲームのお助けキャラとただくっちゃべって場を掻き乱しているだけ、な部分が多々見られました。
前巻で危機を匂わせていた子のことがあっさり解決されていた
前巻で
「主人公が悪役令嬢として動かなかった反動なのか新たな悪役令嬢が！？」
……と言われていた子が、
1、2話かけただけであっさり解決していた。
え…？
それしか言葉が思い浮かびません。
何かこの巻全体使って、とか
一度事件を起こしたけど今後また新たな事件の火種に…
とかにならなかったのでしょうか。
不穏な空気が各所で発生
文化祭や奉仕活動など学内イベントがあり、
その中で新たな事件が発生。
それは良かったんです。
事件を通して攻略対象の心境の変化もありました。
……でも何と言いますか。
ヤンデレな雰囲気出してるだけ、で終わっているんです。
皆顔に大きく影を落として、目が虚ろで。
私はもっと先の部分を見たかったのに、と何度も思いました。
突然侍女の正体発覚
突然主人公に付き添っていた侍女の過去、正体発覚。
本当に突然でした。
しかも「様子がおかしいな…」から徐々に、とは言えず
お助けキャラが「じゃーん！実はあいつ〇〇！」ってあっさり言っちゃう、なんて。
「この部分、いる？」みたいな謎しか残りませんでした。
乙女ゲーム主人公の様子がおかしい
主人公を尊敬、崇拝しているキャラなのですが
今回何だか様子がおかしいです。
突然カタコトになってたり挙動不審になってたり。
「貴女そんなキャラでしたっけ…？」
と素直に恐怖を覚えました。
結局主人公は……
誰に傾いてるんだろう。
それしか疑問に思えません。
最後に
この巻だけ浮いてるように見えてなりませんでした。
4巻で軌道修正されていれば、と切に願います。
今回は以上です。
ありがとうございました。
