しまった!続き物ですか!!
それでは続きを読む、から感想です。
簡潔な感想
主人公のやることなすこと全てが逆ハーに繋がる。
回避は全く出来ていない。
主人公は鈍感……という定番の悪役令嬢モノ。
嫌われる為の努力をしてはいるけど、
途中から「ん?もう嫌われるの諦めてない?」と思ってしまう所が。
悲惨な未来を回避する為主人公は暴走
主人公:ルイーゼは乙女ゲームの悪役令嬢に転生した女性。
彼女の未来は好色王の側妃として愛されず惨めに生きるor婚約破棄されて国外追放の二択。
そんなのは絶対無理!だから彼女は殿下に嫌われる努力をしていきます。
まず見た目。
ケバケバしいメイク、強い匂いの香水。
ヘアスタイルはガンガン縦ロールをキメる。
次に言動、行動。
ひたすら殿下を避け、薄味な対応を決め込む。
これで殿下に嫌われ、悲惨な未来は回避できるはず…と彼女は思っていました。
ですがやはり強制力が働いてるようで、
殿下は一切引かない。むしろ以前より少し距離が近いかもしれない。
どうしても彼女は殿下に嫌われたいのでどんどん暴走していきます。
ルイーゼ……その暴走に付き合う弟の気持ちも考えて……。
ゲーム主人公は絵に描いたような腹黒女
やはり乙女ゲームなので、悪役令嬢が居ればゲーム主人公も居る。
名前はモニカ。ピンクブロンド、ストロベリーブロンド?が特徴。
……乙女ゲーム主人公ってこの髪色流行ってるんでしょうか?
前に読んだ作品にもそんな特徴の乙女ゲーム主人公が居たような。
見た目は魅力的だけど、実はとんでもない女性だということが判明。
彼女はルイーゼと同じ「転生した人」で、逆ハー狙いの腹黒女だったのです。
だから誰彼構わず媚び媚びで周囲から不審がられることが多々あります。
当然殿下の婚約者ポジションであるルイーゼに敵意剥き出し。
ルイーゼが作ったクッキーをぶんどって自作と言って殿下に渡したり、
2階からルイーゼ目掛けて汚水をかけたり。
もうこれでもかってくらい嫌な女です。
ルイーゼが何度も何度もモニカの好感度アップイベントを邪魔してくる(攻略キャラとルイーゼが仲良くする)ので、
モニカの怒りは更に高まっていきます。
ルイーゼ完全にとばっちりです。
これは殿下ルートオンリーか?
攻略キャラ全員に好かれるルイーゼですが、本編はずっと殿下といい雰囲気。
番外編で他攻略キャラ視点で彼女とのあれこれが語られます。
……なんですけど、
番外編はモニカに迫られて困る……ってエピソードが大半でした。
なんということでしょう。
最後に
次巻ではもっと他攻略キャラとの絡みが見たいなー…と思っています。
今回は以上です。
ありがとうございました。