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王女様がメイドに監禁される話 を読みました。

今回は百合モノです。

王女様がメイドに監禁される話 (Elsur Novel 百合)
 

それでは続きを読む、から感想です。

簡潔な感想

スッキリとした百合。そして物語。

私は百合作品を読むことが滅多に無いので、最初「濃いめだったらどうしよう…」と思っていました。

でも実際読んでみると

「メイドは王女のことを思って……」という部分が尊く感じました。

恋愛感情として見るのもいいですが、従者としての優しさを摂取するのも良しといった感じです。

 

突然監禁された主人公

主人公はいきなりメイドに牢屋に監禁されてしまいました。

理由を聞いても何も言ってくれないし、外に出してもくれない。

こんな理不尽な行いに主人公は怒りに震える毎日。

 

「私は王女よ!お父様に言いつけてやるんだから!」

と脅しても塩対応で返されてしまう。

もう為す術もない状態になっています。

 

メイドは何も言ってくれない

どうしてメイドは王女である主人公を監禁しているのか?

ボロボロの服を何故主人公に着せているのか?

何故主人公の髪色を変えているのか?

何故主人公が「自分は王女」と言うのをやめさせようとしているのか?

 

それらについてメイドは何も言ってくれません。

答えてもくれません。

ずっと表情は固いまま。

 

実は外では…

ある日王女は外に出ることができました。

外に出てお父様に会いたい、そう思い城に向かおうとすると……

 

彼女は真実を知ることになります。

ここで今までメイドが王女にしてきたことの理由が分かるのです。

この伏線回収は成程、スッキリした。と思いました。

 

最後に

本当にコンパクトで面白かったと思います。

短編作品でここまで納得する展開に終始ワクワクしたような気がします。

 

今回は以上です。

ありがとうございました。