定番中の定番読んでいきましょう。
それでは続きを読む、から感想です。
簡潔な感想
悪役令嬢に転生！フラグ回避！という定番をしようと思ったらもう回避されていて、
しかもそんな設定は無かったかのように愛されまくるという作品です。
こちらからするとただただ逆ハー作品を読んでいるだけです。
悪役令嬢とは……？
ソシャゲ乙女ゲームの悪役令嬢に転生
主人公は事故って乙女ゲームの悪役令嬢に転生。
ここまではテンプレート。
だけどこの世界は買い切りソフトな乙女ゲームではなく、「ソシャゲ乙女ゲーム」。
イメージとしては「夢100」と言えばわかりやすいでしょうか。
彼女の婚約者であるエドガー王子はソシャゲ上では最高レアリティ。(星5？)
大変なイケメンです。
だけど彼は悪役令嬢グロリアには素っ気ない態度。
このまま行くとゲーム主人公とくっついてしまいます。
だって悪役令嬢とゲーム主人公なら後者を取る運命ですから。
でもその運命に従おうとグロリアは行動を始めるのです。
断罪引退を目指して。
嫌われようとした努力が別の方面で役に立つ
彼女は王子に嫌われようと様々な作戦に出ます。
変な格好や髪型をして頭がおかしい奴だと思わせる為に奮起するのですが、これも定番。
その格好が留学生の国の民族文化に近いということで留学生が他生徒たちに溶け込むことに成功。
ラッキーマンやバリハケンのような仕組みで彼女は多大なる功績を上げてしまいます。
すごいですね。
ゲーム主人公はハチャメチャ系……と思わせておいてまともだったかもしれない
ゲーム主人公もグロリアと同じ転生者。
彼女の目的は「王子も先輩(グロリア)も手に入れ政権も掌握する」こと。
もうとんでもないです。
彼女はこのままハチャメチャ路線で行くのかと思いきや、
聖女の役割や立場を理解して事件解決の為に行動する場面があって
「若しかすると根は真面目なのでは？その上ではっちゃけてるのでは？」
と思うこともしばしばありました。
最後に
ソシャゲ乙女ゲームの特性……活かせていたかと言うと
そうでも無かったような気がします……。
今回は以上です。
ありがとうございました。
