今回は異常です。ありがとうございました。

DLsiteがるまにの作品感想やラノベ感想などを投稿しています。

愛しい人の幸せのため、悪役だって全力で頑張ります! を読みました。

多分成功しないんじゃないかな。(超失礼な物言い)

それでは続きを読む、から感想です。

簡潔な感想

最後まで悪役をやり切ってるのかと思えば、途中で悪役をやめてしまうという残念さ。

というか彼の押しが強すぎて悪役を頑張るとは何だったのか?となってしまいます。

 

占い師の預言が記された「未来ノート」を頼りに悪女を演じる主人公

主人公:エミーリアは王家の血を引く公爵の息子:テオバルトと皆に内緒で交際をしています。

ですがある日隣国のお姫様:ブリジットが学園に編入してきたことによりエミーリアは取り乱してしまいます。

なぜならブリジットはエミーリアの未来を占った占い師の預言に記された

「テオバルトと結ばれるべき相手」の特徴にピッタリ当てはまる人物だったからです。

 

その日から彼女はテオバルトの幸せの為に彼とブリジットが結ばれるように「悪役」に徹しようと頑張ることにしました。

テオバルトの気持ちを無視して……。

 

なかなか作戦が成功しないし無理し続けて泣きそう

ブリジットに対して

「この国の学園に編入したなら対等で話すべきと言ってのける」

「階段から彼女を突き落とす(彼女が大怪我をしないように魔法でクッションを用意)」

「彼女の教科書を隠す」

と悪役さながらの行為をしてきたエミーリア。

でも全然テオバルトはエミーリアに幻滅しないしブリジットになびく様子もない。

 

友人のヘレナには「やっぱりエミーリアに悪役は合ってないよ」と言われる始末。

なかなか上手くいかないことにヤキモキするし、悪役に徹しようと決意した癖にテオバルトとブリジットが会話している所を見て嫉妬を覚えたりで

もう彼女のメンタルはめちゃくちゃです。

 

最後に

特に取り返しのつかないことにもなっていないし、

ブリジットがポンコツわがままお姫様なのがまたエミーリアの嫌がらせを陳腐にさせているような所は

「ちょっと主人公に優しすぎのような…」と思ってしまいました。

 

今回は以上です。

ありがとうございました。