表紙に惹かれて、読みました。
それでは続きを読む、から感想です。
生活が苦しく、節約に励む侯爵令嬢・テレーゼにある日、大公妃にふさわしいか調べるため、と城への召集がかかる。
“私が妃なんてあり得ない!”と一度はあっさり断るが……
「妃になれない場合、女官として働くこともできます」「何っ?」
「さらに候補者には頭金として十万ペイルを」「乗った!」
即答し、トントン拍子で家を出ることに。だが城で待っていたのは、わがまま放題な令嬢達とのお妃争奪戦で!?
邪な野望と大金への夢を抱き、テレーゼ、堅実な人生設計で行きます!
評価:★★★★★★★★★★(10/10)
簡潔な感想
タイトル通り。
主人公に嫌悪感を抱かない。
ざまぁがない。
シンプルだけど面白い作品でした。
テレーゼのたくましさ、堅実さはちょっと憧れてしまいますね。
たくましい主人公にニッコリしてしまう
生活が苦しい状態の主人公:テレーゼが領地や家族の為に奮起する。
熱心に勉強し、身についた節約術や技術で憧れの職業に就こうと頑張る主人公。
そのたくましさが眩しく、微笑ましいです。
チート覚醒ではなく、普段の生活で身につけた技術で……が本当に素晴らしいです。
チートなら派手に、が信条の私ですが、
堅実、地道に……ならこのぐらいがいいです。
友好的かつ堅実に
論破したりざまぁなんてモノは無し。
意地悪をしてくる令嬢には怒りをぶつけるのではなく、「指摘」という形で意見をする。
とても微笑ましいです。
コミュ力高い……って奴でしょうか。
羨ましいです。
最後に
ほっこりしました。
夢を叶えようと一生懸命な姿、素晴らしいですね。
今回は以上です。
ありがとうございました。