ニコル……。
それでは続きを読む、から感想です。
ニコルは、かねてより相談されていたお見合いを受けることを決める。応募者たちとお見合いを進めていくニコルだったが、カタリナのことを思い浮かべてしまい、縁談は中々まとまらずにいた。そんなある日、妹のソフィアから気分転換にとロマンス小説を勧められるのだった。(公式サイトあらすじより引用)
簡潔な感想
ニコルの胸中が詳しく分かる?回。
そしてカタリナの友人(いつメンじゃない)の力強い言葉。
今回は少し真面目な回でした。
前回が狂気のドールハウスだったからなぁ……。
本当にフレイ(カタリナの友人)が大人な意見言ってる感じがして良かったんです。
婚約者を決めようとするもカタリナが気になって仕方ない
貴族には婚約者がいるのが当たり前みたいな世界。
だからニコルにも婚約者を……ということでお見合い話が舞い込んでくる。
ニコルのお父様は断っているけれどニコルは何とかしようとしてお見合いをすることにします。
やっぱり長男だから。何処の世界の長男も大変なんだね。
お見合いを始めたニコルは誰と話しても上手くいかない。
原因はカタリナ。
誰と話をしていても頭の片隅にはカタリナが居る。
普段クールに振舞っていてもカタリナのことを思うと少し表情が変わる。
だからお見合いが上手くいかない……。
ソフィア!何てモノを!何てことを!
悩んでいたニコルにソフィアがとある物語を見せてきました。
その物語のテーマは[略奪愛]。
その状況はまさに今のニコルとカタリナの状況に似ている。
友人の婚約者であるカタリナを愛してしまったニコル。
彼女と結ばれるにはジオルドから奪うしかない。
あのー!ソフィア!
それは変なスイッチを押してしまいます!!
やめなさい!やめなさい!
フレイの言葉に突き動かされるニコル
さらにニコルを突き動かした存在。
それはお見合い相手としてやってきたフレイという少女。
彼女は魔法学園に通っている生徒なのでニコルの後輩です。
彼女はニコルとお見合いにきましたがお見合いする気がなく、親に言われて仕方なく……で来た。
なのでニコルとフレイはただただお話をするのみでした。
フレイは他のお見合い相手と違い、しっかりと逞しい夢と意志を持っています。
ラーナ様に憧れて魔法省に入りたいという夢。
自分に正直に。自分でしっかりと。
そんなフレイの姿や言葉にニコルは自分の意志を再確認するように……。
いやー本当にかっこよかった。
美しかった。
サブキャラ?にしては強すぎません?フレイ。
また来てほしいキャラですね。
決心
あの後、お見合いを止めたニコルにソフィアが一言。
「実はお父様とお母様の結婚のきっかけは[略奪愛]だったんです」
この一言でニコルはカタリナへの思いを諦めなくなって今回は終了です。
血は争えないんですね。
だがしかし、相手王族なんですけど。
桁違いだぞ頑張れニコル!!
最後に
次回めちゃくちゃ不穏……。
今回は以上です。
ありがとうございました。