おや……?
溺愛か……?
それでは続きを読む、から感想です。
侯爵令嬢のリーサは、初めて出席した舞踏会で第二王子を見て仰天する。
イケメンだけど威圧感を放つ彼・ルイス王子は、魔族に戦いを挑みこの世を崩壊に導く《破滅の紅蓮王子》じゃないの!
ゲームの世界に転生したことを知ったリーサは、破滅回避の糸口を探るため彼に近づくのだが……
「ルイスに友人が! すわ婚約者!」王妃様も兄王子も大感激で後押しされるはめに!
次第に彼との距離が縮まり、ルイスから「お前は誰にもやらない。覚悟しておけよ」と言われて胸のときめきを覚えてしまうが……。
(あらすじより引用)
評価:★★★★★☆☆☆☆☆(5/10)
簡潔な感想
流れとしては王道で読みやすく、露骨な溺愛もない面白い作品だったのですが、
ボスキャラがショボイ……。
ルイスがあんまり余裕さを失ってないので、
もうちょっと頑張ってほしいかなと思いました。
フラグがどうとか考える必要あんまり無さそう
乙女ゲーム転生なのでフラグ回避に努めるわけですが、
何だかフラグ回避とか考える必要が……。
確かに崩壊フラグがあるにはあります。
魔族との平和条約等の均衡が崩れ、戦争が始まりルイスの膨大な魔力が発動されれば世界は崩壊する……。
確かに、確かにあるんですけど、
ゆるーく流れていくので必要かどうかが分からなくなる……。
そんな理由で世界崩壊してたまるか
ボスキャラとルイスによって世界崩壊フラグなるモノが確立してしまうわけです。
でも出てきたボスキャラが何だかショボイ……。
動機等々が小中学生レベルなんですよね。
本人にとっては最大級の侮辱を受けたから復讐の為にーー!!な感じで居るんでしょうが、
これが原因で世界が崩壊するなんてめちゃくちゃですよ。
だから早々にルイスに片付けてもらいたいと思いながら読み進めてました。
最後に
困難乗り越えハッピーエンド!!
でも無理矢理感が否めない!!
今回は以上です。
ありがとうございました。