それでは続きを読む、から感想です。
聖女召喚されたものの、ハズレだと異世界に放り出されてしまったリン。
しかし彼女のスキルは、特殊環境下でのみ真価を発揮する超有能スキルだった!
“野営車両”のスキルで憧れのキャンピングカーを召喚し、いざ旅に出る―!
アウトドア好きの血が騒ぎ、異世界初の川釣りに挑戦していると、流れてきたのは…鬼竜の冒険者!?
助けて釣りたての魚でご飯をご馳走したら、「パーティーの食事係になってくれ!」と切実なお願いをされ…?
(あらすじより引用)
評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆(3/10)
簡潔な感想
最初は良かったのに、
終盤がめちゃくちゃうるさかった……。
最初は「あの!〇〇ですけど!」みたいなノリだったのに、
終盤は
「ひゃーー!うわーー!ぎゃぼー!!」
みたいなやかましい感じになっててひたすら残念。
サンプルの時はノリ良い感じで良かったんだけどな……。
キャンピングカーという現代のものを用いてもあんまり崩れない世界
主人公のスキルによって召喚されたモノとはいえ異世界にいきなりキャンピングカーが出現。
これで一章分使って解説やら説得でもするのかと思えば、
案外あっさり受け入れられてて少しだけ脱力。
流石ヤバい冒険者パーティです。
ちょっとやそっとのイレギュラーじゃ怯まないっていうのか。
いやただ単に食事が優先なだけか……。
利害一致、等価交換みたいなノリでスキル発揮
異世界転生、トリップって
「いきなり主人公のチートスキル発動!」
「きゃー素敵!こんなの知らない!(一般常識に毛が生えた程度)」
って偏見があったんですけど。
こちらにはいきなりなんてこともなく。
「今のパーティみんなメシマズだから料理ができるお前に仲間になってほしい!」
という、まあまあもっともな理由でした。
料理は上手いが戦闘からっきしで行くあてのない主人公
と
メシマズしかいないパーティのメンバー(みんな強い)。
お互い足りないものを補えるので良い取引です。
そこは少し納得できてよかった。
後半ずっと料理して食ったりしてた……。冒険は?
後半はひたすら料理。
野菜料理を作って野菜嫌いのメンバーにごちそうして喜ばせ、
イカなどの魚介類を用いて酒のツマミになりそうな料理で乾杯。
……。
冒険は……?
中盤奇妙な魔物が出た!これはおかしい!初級クエストなのにあんな魔物が出るなんて!!
……ってもやもやしてたりハラハラしたりしてたじゃないですかぁ……。
えーっと、飯テロ優先ってこと……?
最後に
睡蓮花みたいな作品だった……。
(前半とラストの温度差がすごいって意味)
今回は以上です。
ありがとうございました。