読みたかったので。
それでは続きを読む、から感想です。
政略結婚のすえ公爵夫人となったオパールの新婚生活は、埃っぽい屋根裏部屋から始まった。
いわれのない不名誉な噂のせいで悪評の的にされ、邪魔者扱いされ、敵意に満ちた嫁ぎ先。
しかし、負けず嫌いな公爵夫人はこのままじゃ終わらない!
女は領地経営と無縁。
そう油断する者たちを出し抜いて、オパールは「ある計画」のために屋根裏部屋から革命を起こし……!?
公爵夫人の華麗なる逆転劇が幕を開ける――!
(あらすじより引用)
評価:★★★★★★★★☆☆(8/10)
簡潔な感想
ストーリー
革命・逆転をする……ということで、「ざまぁwww」でもするのか?
と思っていたのですが、
誰も破滅しなかった。
邪魔者扱いされていたけど、自身の行動力で逆転!
本当の幸せを掴む!!っていうのが強調されていたのが良かった。
キャラ
婚約者(形だけの)がひたすら傲慢。
自分は正しい判断をしている、それに口出しをする主人公:オパールは悪!!
……という態度を取ってばかりいる。
これ、驚くのが、
「彼の家が借金に困っているので、それをオパールの家が支援している」状態だったということ。
つまり、「支援してくれている人の家族をぞんざいに扱っている」という状態ですね。
いやー傲慢極まりない!!!
形だけの婚約者があんまり変わってなくて、逆に安心した
中盤~終盤にかけて、一度彼が改心したような素振りを見せたシーンがあったんですよ。
でも、傲慢さは全然抜けきっておらず、またやらかすという。
全然変わってないやんけ~~~!!!
いや、でもこれは逆に安心したかもしれない。
この状態だったからこそ、オパールは彼とスッパリ離縁して本当の幸せを掴めたってわけで。
これで完全に改心してオパールに優しく献身的な感じにされたら、
全然スッキリしない。今更なんやねん!!
うだうだしちゃってあかん……ってなるから、
変わってないという所はすげー安心しました。
続編あるんだ……。
二巻があるそうで。
次巻あらすじで離縁した婚約者が――みたいなのが……。
すっきりさせてくれ、前言撤回するぞ。
最後に
是非読んでみてください。
順序立てて逆転する感じだから。
今回は以上です。
ありがとうございました。