リアクションのデカい主人公だった。
それでは続きを読む、から感想です。
新卒でブラック企業に入社して3年、筋金入りの社畜OLかすみ(20)が、
ウルトラホワイト企業に転生!?ブラック企業の常識に染まったかすみは、ホワイト企業の文化になじめるのか!?
ニコニコ漫画「このマンガがヤバい!2018年」ノミネート作品!
本当にヤバイのはかすみか、我々の常識か……!?(あらすじより引用)
評価:★★★★★☆☆☆☆☆(5/10)
簡潔な感想
異世界トリップというより転職。
ホワイト企業にあたふたしっ放しの主人公は、
最初こそ「まあ元ブラック企業社員だったからね……」でいれたんですけど、
どんどんウザくなってきたんですよ。
そこだけマジで残念でした。
異世界もの定番のリアクションを「主人公」がする
異世界もの(トリップ、転生問わず)の定番って何でしょう?
「主人公が前世いた世界では超常識だったことや技術が
異世界では大変珍しいものだと称えられる」
ですよね。(偏見に満ちた物言い)
この作品でもそんな現象が起きています。
リアクション担当はなんと「主人公」。
元居た会社(ブラック企業)と現会社(ホワイト企業)のギャップにオーバーリアクション。
他異世界ものであればヒロインやサブキャラが主人公のすごさに驚きまくる動作を、
主人公が倒れそうになるぐらいやりまくってる。
向こう(ホワイト企業メンバー)が会うたび会うたびチートステータスが記載されたステータス表を開いて見せてくる感じ。
ずっと主人公が
「えええ!!?そんな能力(ホワイト企業の充実した福利厚生ぶり)が!!?」
って言ってるんです。
それをずっと繰り返されるとどう思いますか???
……疲れるんです。
まあ四コマ漫画だから天丼な感じで行くのは仕方ないんだろうけどさ。
ホワイト企業とは
この作品に登場するホワイト企業、確かに福利厚生はしっかりしているというか、
かなり緩いです。(仕事の質はめっちゃいいと思う)
しかし浅田自身が「ホワイト企業」の定義に明るくない為、
これを「ホワイト企業」として見てよいのかめちゃくちゃ迷います。
戸惑います。
もしかするとほかの皆さんからすれば
「いや?これが最低ラインでしょ?」かもしれない。
その場合浅田が異世界人ポジかもしれない。
最後に
というかブラック企業側もちょっとリアルみが……。
今回は以上です。
ありがとうございました。