今回読んだ作品:誰かこの状況を説明してください！ ～契約から始まるウェディング～ 1
「私のお飾りの妻になっていただけませんか？」
貧乏貴族令嬢のヴィオラに突然舞い込んだ縁談は、
まさかの『契約結婚』！
相手は超名門公爵家のイケメン当主、サーシス様。
しかも、サーシス様には恋人アリ!?
――ま、なるようにしかなりませんか。
お飾りの奥様生活、発進です！
貧乏令嬢と旦那様との“契約”から始まる大人気ウェディング・コメディ、
ついにコミック化！
簡潔な感想
昔、Webコミック広告でこの作品がしきりに表示されていました。
もう某サバサバした人や某パン屋や某名無しの魔女ぐらい頻繁に。
このコミックは、以前浅田が感想記事を投稿した
「誰かこの状況を説明してください！ ～契約から始まるウェディング～」
のコミカライズ版です。
konohana-zakuro.hatenablog.com
お飾りの妻として契約結婚をしたヴィオラが、
強メンタルとポジティブさで困難を乗り越えていく……
というお話。
住むことになったお屋敷や作られる料理などを
使用人さんたちと共に華やかにしたり、
その使用人さんたちと仲良くなり
更には義父母との関係も良好に……。
そんな妻(契約だけど)を見た旦那様はどう思うのか？
これらのエピソードをコミック化させたのが
このコミカライズ版です。
やはりコミカライズ版は見やすいですね。
いや原作小説も読みやすかったんですけど、
こちらはさらに読みやすい。
登場人物の表情がずっと出ているのでね。
旦那様、顔変わってない？
原作小説とコミカライズ版では、
担当イラストレーターさんが異なることが多いので、
若干雰囲気が違ってるように思えるのは
特におかしくはありません。
しかし、この作品での
旦那様の顔立ち・雰囲気が
整形レベルで異なっているのはどうしたのだろう？
……と感じました。
例えが少し分かりにくいかもしれませんが、
原作小説ではキョンみたいな顔立ちだったのに
コミカライズ版では古泉一樹みたいになってて
めちゃくちゃ驚いたものです。
女性陣の強さと旦那様のヘタレさは変わらず
前回投稿した原作小説の感想記事では
主人公:ヴィオラは
「契約結婚」「お飾りの妻」という境遇にへこたれることなく
嫁ぎ先に貢献して自身の株をあげていくので強い。
愛人:カレンデュラは旦那様と関係を絶っても生きていける、と言い切れるし。
(ヘタレになった旦那様に愛想を尽かし、修羅場という場面でも高笑いしてました。)
使用人の女性陣も意見をハキハキ言ってるし。
兎に角女性陣が強いんですよ。
……まあ旦那様がヘタレでマイナスだから
そう見えてるのかもしれないけれど。
と書きました。
(あ！これネタバレだ！！)
その女性陣の強さはコミカライズ版でも変わっておらず。
そして一方の旦那様は変わらずヘタレっぽかった。
この巻ではヴィオラが屋敷内の雰囲気を変えたことに
感嘆しているぐらいでしたが、
恐らくヘタレることでしょう。
最後に
本当に何でこの作品の広告がめちゃくちゃ流れてきたんだろうか……。
他作品みたいにギスギスしてたり胡散臭かったり
エロかったりしないのに……。
今回は以上です。
ありがとうございました。
